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<新年9日目、8日間もSSN「0」を記録!>2017年に入り太陽黒点数がまったく確認できない「0(ゼロ)」行進が続く

コンディションを判断する1つの指針と言われる「太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)」。2016年から2017年への年末年始にわたり、太陽黒点数が「0(ゼロ)」が続く最低レベルを記録した。とくに、2017年に入ってから9日目で、実に「0」が8日間を数えるまでに低迷。11年周期で訪れるSSNサイクル。2009年の暮れごろから始まった今回の「サイクル24」は現在も下降傾向が続き、終焉を迎えているような状況だ。それを物語るように、各バンドともコンディションが冴えない。

 

2017年1月1日(日)から9日(月・祝)まで、9日間の太陽黒点数の様子

2017年1月1日(日)から9日(月・祝)まで、9日間の太陽黒点数の様子

 

 

「太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター」の発表によると、太陽黒点数(SSN)が2017年に入り1月1日(日)から9日(月・祝)までの9日間で、唯一、1月3日(火)に「11」となったのみで、黒点がまったく記録されない「0(ゼロ)」を8日を数えた。いわば完全停止状態である。

 

 昨年(2016年)12月の1か月間を見ても、SSN「0」が7日間あっただけに、無線家からは嘆きの声が聞かれる。ローバンドからハイバンドまで、海外局のみならず国内局の信号も弱い日が多く、精彩を欠いている。

 

 

2016年1月1日から1年間の状況を見ても、太陽黒点数が下降傾向なことがわかる

2016年1月1日から1年間の状況を見ても、太陽黒点数が下降傾向なことがわかる

 

 

 一方、「サンスポットナンバー」が太陽側のコンディション数値ならば、地球側の地磁気活動を表す「A-Index」や「K-Index」の数値を見ると、フレア現象も収まり、HF通信に適した静穏な状況が続いている。

 

 

2017年1月までの黄色のバーは月ごとの実数値平均、2017年2月以降の茶色のバーは宇宙天気情報センターが発表した予測値

2017年1月までの黄色のバーは月ごとの実数値平均、2017年2月以降の茶色のバーは宇宙天気情報センターが発表した予測値

「太陽黒点情報 宇宙天気情報センター」のWebサイトに掲載された2017年1月9日(月・祝)の太陽黒点映像。太陽黒点数(SSN)がまったく確認できない

「太陽黒点情報 宇宙天気情報センター」のWebサイトに掲載された2017年1月9日(月・祝)の太陽黒点映像。太陽黒点数(SSN)がまったく確認できない

太陽黒点数の「0」行進が続く(同Webサイトから)

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 <「サイクル24」は2つのピークがあった>太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)はすでに11年周期のピークが去り、2015年に入って低調傾向が続く

 

 

 

●関連リンク:

・太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター

・宇宙天気ニュース

 

 

 

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