hamlife.jp(ハムライフ・ドット・ジェーピー)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟

注目キーワード:

hamlife.jp > ニュース > 話題 > 【動画あり】<各大学が受信リポート募集>ISS「きぼう」から放出した超小型衛星からの430MHz帯アマ無線ビーコンをキャッチしてみよう!

【動画あり】<各大学が受信リポート募集>ISS「きぼう」から放出した超小型衛星からの430MHz帯アマ無線ビーコンをキャッチしてみよう!

既報(2017年1月17日記事)のとおり、国際宇宙ステーション(ISS)へ運ばれた超小型衛星(CubeSat)7基のうち、アマチュア無線ビーコンを発射する衛星を含む6基が、「きぼう」日本実験棟から1月16日(月)日本時間18時10分から4回に分けて放出された。放出された衛星を開発・製作した筑波大学、九州工業大学、早稲田大学などは、宇宙から聞こてくるモールス信号やテレメトリーの役目も担う430MHz帯アマチュア無線ビーコンの受信リポートを広く募集している。

 

国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟から放出された7基の超小型衛星(JAXA資料から)

 

 今回の超小型衛星6基の放出に先がけ、2016年12月19日に静岡大学の衛星「STARS-C(はごろも)」が放出されている。また全7基のうち5基には430MHz帯アマチュアバンドでビーコンなどの電波を発射する機能が組み込まれている(イタリアの小型衛星開発会社GAUSS-srl社によって製作された「TuPOD(3U-CubeSat)」は、ISSから放出後にさらに2基に分離し、それぞれからビーコンが発射される)。

 

 衛星を開発・製作した筑波大学、九州工業大学、早稲田大学、静岡大学などは、宇宙から聞こえる衛星のアマチュア無線ビーコンの受信解析を行うための方法(専用ソフトなど)や通過時間を、各プロジェクトの専用サイトで公開。テレメトリー信号やモールス信号のビーコン受信リポートを広く募集してる。

 

 そこで、九州工業大学、筑波大学、早稲田大学、静岡大学の4大学が開設しているプロジェクト専用サイトのほか、ツイッターのアカウント情報をまとめて紹介しよう。ツイッターでは、衛星のパスの状況ほか、リアルタイムで確認できるのが魅力だ。

 

 静岡大学は、受信リポートに対してQSLカード(ベリカード)の発行も予定している。衛星から送られてくるビーコンは、430MHz帯のアマチュア無線周波数を使用しているので、ぜひ受信にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

 

 

 

●九州工業大学「AOBA-Velox III(3U-CubeSat)」

 

・AOBAプロジェクト
http://kitsat.ele.kyutech.ac.jp/av3/soft/index.html#!index.md

 

・運用手順
http://kitsat.ele.kyutech.ac.jp/av3/soft/index.html#!how_to.md

 

・Twitter 九工大衛星開発プロジェクト
https://twitter.com/horyu2

 

九州工業大学「AOBA-Velox III(3U-CubeSat)」のプロジェクトサイト

 

 

●筑波大学「ITF-2(1U-CubeSat)」

 

・受信報告ホーム
http://sat-dev.kz.tsukuba.ac.jp/tracker.html

 

・運用結果/ITF-2受信報告一覧
https://operationitf-2.blogspot.jp/p/blog-page.html

 

・Twitter 筑波大学「結」プロジェクト
https://twitter.com/yui_tsukuba?ref_src=twsrc%5Etfw

 

筑波大学「ITF-2(1U-CubeSat)」の運用結果/ITF-2受信報告一覧

非常に凝った作りの「ITF-2 受信報告フォーム」

 

 

●静岡大学「STARS-C(2U-CubeSat)」

 

・STARS-Cプロジェクト
http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~vk127139/download.html

 

・受信報告
https://ws.formzu.net/fgen/S96136629/

 

・Twitter 静岡大学STARSプロジェクト
https://twitter.com/stars_shizuoka

 

静岡大学「STARS-C(2U-CubeSat)」では、「アマチュア無線局の方へ」iss-cubesat-starsc-3と受信リポートを呼びかけている

 

 

●早稲田大学「WASEDA-SAT3(1U-CubeSat)」

 

・Waseda Satellite Project
http://www.miyashita.mmech.waseda.ac.jp/Waseda-Sat3/

 

・受信方法
http://www.miyashita.mmech.waseda.ac.jp/Waseda-Sat3/operation.html

 

・Twitter Waseda-sat3
https://twitter.com/Waseda_sat3?ref_src=twsrc%5Etfw

 

早稲田大学「WASEDA-SAT3(1U-CubeSat)」のプロジェクトサイト

 

 

 

 

【動画】超小型衛星6基が「きぼう」日本実験棟から放出される模様

 

 

 

 

 各衛星の送信周波数などをJARL Webの記事から一部引用する。

 

●AOBA-Velox III(3U-CubeSat)
 九州工業大学/南洋理工大学(シンガポール)
 437.375MHz AFSK

 

●TuPOD(3U-CubeSat)
 イタリアの小型衛星開発会社GAUSS-srlが製作、1.5UサイズのTubeSat2機を搭載。ISSから放出後に分離する
・Tancred-1(1.5Uサイズの円筒形)
 ブラジルの公立学校の子供たちが組み立てを行った
 437.200MHz AX.25
・OSNSAT(1.5Uサイズの円筒形)
 Open Space Network社(アメリカ)
 437.435MHz GMSK

 

●ITF-2(1U-CubeSat)
 筑波大学
 437.525MHz FM、CW

 

●STARS-C(2U-CubeSat)
 静岡大学
 1Uサイズの衛星(親機・子機)がテザー(紐)で結ばれ、放出後に親機・子機を2つに分離
・親機:437.245MHz CW/437.405MHz FM
・子機:437.255MHz CW/437.425MHz FM

 

●WASEDA-SAT3(1U-CubeSat)
 早稲田大学
 437.290MHz AX.25、CW

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

【追記:各地でビーコン受信に成功】<静岡大学「STARS-C」は12月19日(月)夕方!!>国際宇宙ステーション(ISS)、アマチュア無線ビーコンを発射する小型衛星など7基を放出へ

 

<モールス信号の受信に学生らが成功>中日新聞、ISSから放出された静岡大学の小型衛星「はごろも」の電波をキャッチ!と報道

 

<1月16日(月)日本時間18時10分から4回に分け>ISS「きぼう」日本実験棟からアマチュア無線ビーコンを発射する超小型衛星を含む6基を無事放出!

 

 

 

●関連リンク:
・「こうのとり」6号機(HTV6)が「きぼう」に運んだ超小型衛星6基の放出に成功(JAXA)
・「こうのとり」6号機に搭載する超小型衛星7基を公開しました(JAXA)
・国際宇宙ステーションの小型衛星放出ミッションで多数のCubeSatが放出に(JARL Web)

 

 

 

●おすすめ記事:

レビュー評価高い Amazonベーシック アルカリ乾電池 単3形20個パック
航空バンド&レコーダーetc.多機能ラジオ「HRD-737」