電子工作キットや各種モジュールなどの発売で知られる株式会社ビット・トレード・ワンは2017年1月24日、アマチュア無線雑誌「CQ ham radio」2017年1月号との連動企画による「ゲルマニウム・ラジオキット」を1月27日から発売すると発表した。同キットは清涼菓子“フリスク”のサイズで、わずか数個の電子部品を使用。組み立て後は電波の電力を音声に変換し無電源でラジオ受信が楽しめる。価格はオープン（店頭想定価格1,980円程度）。
ビット・トレード・ワンの「ゲルマニウム・ラジオキット」発表資料より
株式会社ビット・トレード・ワンの発表から、この「ゲルマニウム・ラジオキット」の概要を紹介しよう。
『CQ ham radio』連動企画
「作って合点！ラジオのしくみ ゲルマニウム・ラジオキット」発売のお知らせ
◆概要：
株式会社ビット・トレード・ワンは、電波の電力を音声に変換し無電源で作動可能な、昔懐かしいゲルマニウム・ラジオキットを1月27日発売いたします。本製品は昔懐かしいゲルマニウム・ ラジオをフリスクサイズで現代に蘇らせるものです。電池も使わず、わずか数個の電子部品で、無電源でいつまでも鳴り続ける不思議なラジオ。 現在では入手困難な部品を使用し、組立後ご利用いただけるようケースも付属したゲルマニウム・ラジオの組立キットです。
また、本製品はCQ出版株式会社発行の『CQ ham radio』誌2017年1月号より開始された時代を追ってラジオを製作していく連載記事『作って合点！ラジオのしくみ』の連動企画により実現したものです。
ビット・トレード・ワンの「作って合点！ラジオのしくみ ゲルマニウム・ラジオキット」
◆連動企画『作って合点！ラジオのしくみ』とは?：
ラジオは受信に関する課題を解決するべく進化してきました。ラジオ進化の歴史を振り返れば、検波のしくみが見えてきます。本キット・シリーズでは、ゲルマニウム・ラジオ→ストレート・ラジオ→レフレックス・ラジオ→スーパーヘテロダイン・ラジオ→DSPラジオと時代を追って製作していくシリーズです。
※本製品は CQ出版社発行の『CQ ham radio』2017年1月号との連動企画製品です。回路動作などの詳しい説明は、同誌2017年1月号の記事をご覧ください。
CQ ham radio誌で連載されている『作って合点！ラジオのしくみ』で取り上げる予定のラジオ各種。写真左端が今回キットが商品化されたゲルマニウム・ラジオだ
◆製品仕様：
・受信周波数：535～1605kHz
・受信方式：ゲルマニウム・ダイオードによるAM検波
・出力：セラミック・イヤホン
・外部アンテナ：必要
・電源：不要
・使用温度：0～40℃（結露なきこと）
・サイズ：H68×W38×D15mm（完成時：突起部含まず）
・重さ：約35g
・梱包内容：キット部品一式、部品表
・別途必要なもの：外部アンテナ、半田ごて一式、ニッパー、ドリル
・価格：オープン（店頭想定売価 1,980円程度）
CQ ham radio誌では2017年1月号から新連載「作って合点！ラジオのしくみ」がスタートした
製品の詳細、購入方法などは下記関連リンク参照のこと。
＜CQ ham radio誌が同キットを含む「アマチュア無線で電子工作を始めようセット」のプレゼントを企画!!＞
「CQ ham radio」誌2017年2月号では、上記のゲルマニウム・ラジオキットと、製作記事が掲載された同誌2017年1月号（ハム手帳付き）、ハム手帳カバーの3点を特別セットにして、電波に興味のある中学生～大学生（抽選で3名）にプレゼントするという企画を行っている。応募者自身の年齢やアマチュア無線歴などは問われない。プレゼントの概略は下記の通り。詳細は同誌2月号の「作って合点！ラジオのしくみ」記事を参照のこと。
★応募方法：
官製ハガキに住所、氏名、年齢、電話番号、E-mailアドレス、コールサイン、プレゼントしたい人の名前と年齢を記入し、CQ ham radio編集部へ2月19日（当日消印有効）へ送る。
★応募先：
〒112-8619 東京都文京区千石4-29-14 CQ出版社 CQ ham radio編集部
「作って合点！ラジオのしくみ プレゼント係」
●関連リンク：作って合点！ラジオのしくみ ゲルマニウム・ラジオ キット ADCQHR1702（ビット・トレード・ワン）
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