先週のランキングで1位になった記事は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林良太氏が発表した、国内におけるアマチュア個人局のコールサインの数でみたプリフィックスごとの“雑魚度”(免許局数の多さ)の調査データだった。これは2016年末(2016年12月24日時点、2017年1月23日掲載)の「総務省無線局等情報検索」のデータを用いて、プリフィックス別で免許されている局数を調査したものだ。一番多いプリフィックスは「JI1」。「JI1」は、1エリアで昨年12月にコールサイン発給が終了したばかりで優勢だったと本林氏は分析している。“雑魚プリフィックスランキング”は同氏の命名だが、プリフィックスの優劣を付けるランキングでないことはいうまでもない。
続く2位は、先々週1位だった、秋葉原を舞台にしたテレビアニメ「AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-(アキバズトリップ ジ・アニメーション)」の第4話「無線HAMファイターズ」で、アマチュア無線が本格的に登場したニュース。ストーリーは、アマチュア無線にハマっている1アマのタモツの元に、あらゆる通信機器を破壊する電波を発する破繰者が突如現れた。電波による照射に苦戦するタモツたちだが、これを打破するため、7MHz帯CWでブラジルにいるラトゥの恩師・柳生田ダイポール博士に助けを求め、アキバの通信機器を元通りに戻すというものだ。今回放映された第4話「無線HAMファイターズ」が、2月4日(土)まで動画サービス「GYAO!」で無料配信されているという情報を追記したところ、アクセスが再度上昇した。
3位は「<関東総通、山梨県上野原市の無線家を17日間の行政処分>ハムの資格を持ちながら無線設備を改造し、免許状に記載されていない周波数にオンエアー」。関東総合通信局は、アマチュア無線技士の資格を有しているにもかかわず、許可を受けずに無線設備を改造し、免許状に記載されていない周波数にオンエアーした山梨県上野原市在住のアマチュア無線局免許人 (男性50歳)に対し、17日間の無線局の運用停止処分、および無線従事者の従事停止処分を行ったと公表した。なお、今回の電波法違反行為は、当局の“電波監視”により事実が発覚したものであると、関東総合通信局では説明している。なお、10位にも、運送会社が免許を受けず10台の車両に無線設備を設置・運用した電波法違反の記事がランクインした。
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1)<超雑魚プリフィックス1位は「JI1」に!>貴局の希少価値は!? 国内個人局の「雑魚プリフィックスランキング」発表
2)【追記:見逃した方!2月4日まで無料配信中】<1月29日(日)深夜25:30からは「BSフジ」で全国放送>TVアニメ「AKIBA’S TRIP」の第4話にアマチュア無線機が多数登場!!
3)<関東総通、山梨県上野原市の無線家を17日間の行政処分>ハムの資格を持ちながら無線設備を改造し、免許状に記載されていない周波数にオンエアー
4)【写真速報】1月29日に兵庫県尼崎市で開催、「2017関西ハムシンポジウム」会場リポート
5)【追記:入札結果】<差し押さえ品をインターネット公売>秋田県男鹿市、ヤフオク官公庁オークションに「FT-101B」「TS-820V」を出品
6)<2月8日から5月30日まで、周波数別に順次実施>短波放送局「ラジオNIKKEI」、送信設備の保守点検で大規模な「停波」へ
7)<2017年1月のSSNを振り返る>ハイバンドからローバンドまでほぼ全滅状態! 太陽黒点数「0(ゼロ)日」が10日を数える
8)<後部に3.5mmのジャック付き>CQオーム、モールス通信用の新型パドル「CW-MINI」「CW-COMBI」を発売開始!!
9)<auとドコモ、両キャリア対応に進化!!>アイコム、全国と交信できる携帯電話網利用のPoCトランシーバー「IP501H」を発表
10)<運送会社が免許を受けず10台の車両に無線設備を設置・運用>北海道総合通信局、免許人(法人)と無線従事者(三陸特)を17日間の行政処分
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