一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会（JARD）は、2017年3月1日から「JARD測定器室の一般利用サービス」が始まるのに先だって、2月4日に同協会で「電波測定セミナー」を開催し、事前に申し込んだ30名の参加者で賑わった。その模様がWebサイトに掲載されている。
「電波測定セミナー」の模様（写真：JARD提供）
JARDは4・3・2アマの養成課程講習会のほか、アマチュア局の保証業務（一般保証、スプリアス確認保証）、アマチュア無線機等の技術基準適合証明・工事設計認証などの業務を行っている。そのため多数の高精度な測定機器類（電波法に定める較正済み）を保有している。2017年3月1日から「JARD測定器室の一般利用サービス」が開始され、これらの測定機器が一般人も格安料金で利用可能になるので、自作無線機のスプリアス強度測定なども比較的手軽に行えるようになる。
それに先立ち、2月4日にJARD内で「電波測定セミナー」が開催され、事前申し込みをした30名が参加、職員がスプリアス対応についてと、所有測定器等の取り扱いや特性試験方法についてを説明した後、測定員による実際の測定を見学したという。
当日の模様が2月10日、JARDのWebサイトに掲載された。同協会は「実際の測定では、皆さん熱心に測定画面をのぞいたり、直接スタッフに質問するなど大変賑わいました」「3月から開始する測定器室の開放についてご期待ください。詳細は別途お知らせいたします」と報告している。
JARDが掲載した告知より
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＜定員30名、要・事前申し込み＞JARD、2月4日（土）に参加費無料の「電波測定セミナー」を東京・巣鴨で開催
https://www.hamlife.jp/2017/01/14/jard-denpasokutei-seminar/
●関連リンク：JARD電波測定セミナーを開催しました（JARD）
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