アルインコ株式会社は2017年2月17日、同時通話に特化させたIP67耐塵防浸型の420/440MHz帯特定小電力ハンディ機「DJ-P300」を発表した。同社が特許を取得した最新の技術により、外付けの親局なしで3人までの同時通話を初めて特定小電力のチャンネルで実現した。三者通話時のチャンネル設定はプリセット済みで、A~Hの1つを選んでセットするだけという。希望小売価格は49,800円(税別)。発売時期は2月下旬を予定している。
同社が発表したプレスリリースから抜粋・整理して紹介しよう。
●イヤホンマイクを使ってもIP67、ねじ込み式のプラグを採用。
●特小無線用全47chを実装して3者同時通話の他に単信交互通話20ch(中継通話はできません)、2者間同時通話(電話、PTT)、2者間同時通話中継子機、連続交互通話と同時通話(タイムアウトペナルティ短縮)と交互通話のデュアルオペレーションに対応。
●多彩なユーザーカスタマイズ用セットモードに加えて、マイクゲインなど管理者用の拡張セットモードも充実。
●入手しやすい単三乾電池2本で作動、さらにバッテリーパックも充電できる外部電源端子は純正品のシガーケーブルEDH-33を使えば24V車にも対応。
●一度行った設定を記憶させ、以降の煩わしいボタン操作を省略できる12chのメモリー。
●グループトーク、テールノイズキャンセル、秘話、キーロック、ループ、着信ベル、APO,出力切り替え、コールバック(自声モニター)、PTTホールド、VOXなど従来機能は最上級機並にフル装備。
●操作がわからなくなったらスマ-トフォンから説明書が簡単に読める筐体裏のQRコード。
●交互通話では40時間、同時通話では6時間と余裕の運用時間を実現。
(2者/3者、送信出力1mW/10mW、バッテリーパック/アルカリ乾電池とも、ほぼ共通の目安。高性能アルカリ乾電池を使うと、バッテリーパックより若干長持ちします。音量設定や使われるモードなどの条件で実際の運用時間は大きく変わることがあります)
※2者間/3者間を問わず、連続通話時はローパワーの1mWでしか運用できません。10mWでの同時通話は自動的に3分に1回、2秒間、通話が途切れます。
★DJ-P300プレスリリース
★DJ-P300の定格(同社プレスリリースより)
●関連リンク:アルインコ電子事業部(2月17日18時現在、DJ-P300の情報は未掲載)
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