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<「無線従事者資格による色別門標板」の有料頒布が復活へ>JARL、第32回理事会報告を会員専用ページに掲載

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、さる2017年2月25日、26日に開催した第32回理事会の報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。同理事会では平成29年度事業計画案と収支予算案など8つの議題の審議が行われた。さらに「無線従事者資格による色別門標板」の復活頒布が協議され、会員サービスとして実施が承認されたという。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。

 

 

過去にJARLが頒布していた、無線従事者資格別に色分けされた門標板の例

 

 

 JARL Webの会員専用ページに掲載された「第32回理事会報告」によると、同理事会では「平成29年度事業計画案について」「平成29年度収支予算案について」「第6回定時社員総会の開催について」「選挙管理会管理者の選任について」「IARUへ新規に加入する連盟の承認について」「特別記念局の開設について」「地方本部・支部の会員増強規格と特別予算の付加について」「ARDF競技大会実施規程の一部改正について」の8つの議題が審議された。

 

 このうち平成29年度収支予算案は、経常損益で5,500万円の赤字(前期比+2,500万円)となり、減価償却費と退職給与引当金を考慮した実質の経常損益は2,900万円の赤字予算となる。そのため特定資産を2,000万円取り崩す予定という。

 

 また会費収入は会員数の「純増2,000人」を目標に前期以上に会員増強の収入増に取り組むとしているが、出席理事の議論の中では「現状では概ね年間3,000人が入会して3,000人が退会している。入会者を増やす努力と同時に継続率をアップする努力を行わなければならない」という指摘もあったという。

 

 このほか、2017年9月に行われる「ハムフェア2017」は、3,100万円の雑収益となるものの、使用ホールが変わることから会場費が増額になることや、事務局職員給与のベースアップは20年来行っていないことなども記されている。

 

 また今年の「第6回定時社員総会」は6月25日(日)13時から、東京都新宿区の「ベルサール西新宿」で行われ、「平成28年度決算の件」が議題となり、その他事業報告と収支予算、事業計画が報告事項になることが決定した。

 

 さらに同理事会では協議事項として、かつてJARLが頒布していた「無線従事者資格による色別門標板」(1アマ:黄、2アマ:緑、3アマ:青、4アマ:橙)の頒布(有料)の復活が承認された(入会時の白色門標板の扱いは従来同様)。実施時期と頒布方法はJARL事務局で調整が行われる。

 

 また会員増強委員会からは「青少年お試し入会キャンペーン」と「催事限定入会金免除キャンペーン」の期間延長や「新規入会者、3年以上の会費継続者への特典」「継続会費自動振替およびクレジットカード払い利用の継続者の優遇」といった5項目の提言がなされ、実施可能なものは2017年3月の支部大会から行うことになったという。

 

 

 理事会報告の詳細は、下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧が可能だ。

 

 

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<1アマの「黄色」が大人気!!>JARLの会員向けサービス「資格別門標板」の頒布方法を紹介
https://www.hamlife.jp/2017/06/22/jarl-shikakubetu-monhyoban/

 

 

 

●関連リンク:JARL理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)

 

 

 

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