先週のランキングでダントツ1位となったのは、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が第32回理事会の報告を会員専用ページで公開した記事。その中で、かつてJARLが会員向けに頒布していた「無線従事者資格による色別門標板」(1アマ:黄、2アマ:緑、3アマ:青、4アマ:橙)の復活が承認されたこと(入会時の白色門標板の扱いは従来同様)が記され、懐かしさも手伝って大きな反響を呼んだ。実施時期と頒布方法は事務局で調整が行われるとしているが、上級資格者を中心に無線従事者資格別に色分けされた門標板を希望する声も多く、数十年ぶりの復活に期待が膨らむビッグニュースとなった。
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<1アマの「黄色」が大人気!!>JARLの会員向けサービス「資格別門標板」の頒布方法を紹介
https://www.hamlife.jp/2017/06/22/jarl-shikakubetu-monhyoban/
続く2位は、免許を受けずにアマチュア無線局を開設し運用していた石川県在住の第四級アマチュア無線技士の資格を持つ無線従事者(女性)に対して、27日間の従事停止とする行政処分を北陸総合通信局が行ったというニュースだった。6位にも京都市在住のハムを9日間の行政処分、9位にもアマチュア無線局を不法に開設した2名を行政処分…など、先週は電波法違反に関する合計3本の記事がランクインしている。全国の総合通信局や沖縄総合通信事務所が取り締まりを実施し、電波法違反行為に対して厳正に対処している様子がうかがえる。
3位は「<主人公らの連絡周波数をチェック!!>3月3日(金)21時、チャンネルNECOで映画『私をスキーに連れてって』放映」。スキー場を舞台に若者の恋をさわやかに描いた、1987年の日本映画「私をスキーに連れてって」が「チャンネルNECO」で放送された。作品中ではアマチュア無線機が主人公たちの連絡ツールとして大活躍している。当時、この映画に触発されアマチュア無線の資格を取得した若者も多く、1980年代終盤の“アマチュア無線ブームの火付け役”と言われている。携帯電話や自動車電話がまだ一般的でなかった時代(自動車電話の全国サービスは1984年から開始)、アマチュア無線のハンディ機は最先端の連絡ツールという位置づけだったのだろう。
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1)<「無線従事者資格による色別門標板」の有料頒布が復活へ>JARL、第32回理事会報告を会員専用ページに掲載
2)北陸総合通信局、免許を受けずにアマチュア無線局を開設した4アマの資格を有するYLに対し27日間の行政処分
3)<主人公らの連絡周波数をチェック!!>3月3日(金)21時、チャンネルNECOで映画「私をスキーに連れてって」放映
4)<あの頃の楽しさと夢をもう一度>CQ ham radio増刊「カムバック・ハム全集」3月3日に発売!!
5)<「西日本ハムフェア」会場で展示予定>八重洲無線、430MHz帯アナログFMレピータの新製品「DR-1XJ」を発表!!
6)<許可を受けず所属するアマチュア無線局の“無線設備増設”を行う>近畿総合通信局、京都市在住のハムを9日間の行政処分
7)<チューニングコントローラ付き>CQ出版社、ミズホ通信の中波DX受信用ループアンテナ「UZ-8DX」をキットで復刻し3月6日から発売!!
8)<簡単操作、新機能アクセスポイント/ターミナルモードに対応>アイコム、144/430MHz帯のD-STAR対応モービル機「ID-4100」を3月15日に発売開始!!
9)<コールサインを言わない交信を電波監視により捕捉>中国総合通信局、広島県東広島市でアマチュア無線局を不法に開設した2名を行政処分
10)<名古屋ウィメンズマラソンFPU中継のため>3月8日(水)から12日(日)まで、愛知県名古屋市と周辺の1200MHz帯レピータ各局が停波
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