八重洲無線株式会社は2017年3月9日、コンパクトなHF/50MHz帯オールモード機「FT-891シリーズ」の新ファームウェアとして、メインファームウェアのVer.1.05をリリースした。同シリーズの新ファームウェア公開は1月23日に続いて2度目。同社は「FMモードでCTCSSが有効のとき、FM以外のモードに切り替えて送信したのち、再度FMモードに戻した場合にCTCSSが開かない不具合」と「外部電源をオフにした時、最新の周波数が保存されない不具合」の改善を行ったほか、「その他、機能改善および最適化を行いました」と説明している。
2016年9月末に出荷が始まったFT-891シリーズの、メインファームウェアの新バージョンが公開された。内容は下記の通り。
★3月9日に公開されたFT-891シリーズの新ファームウェア:
・FT-891用 メインファームウェア
書込ツール YFSW023 & ファームウエア Ver.1.05 FT-891_Main_v0105.zip(2017/3)
おもな変更点:
・FMモードでCTCSSが有効のとき、FM以外のモードに切り替えて送信したのち、再度FMモードに戻した場合にCTCSSが開かない不具合の改善を行いました。
・外部電源をオフにした時、最新の周波数が保存されない不具合の改善を行いました。
・その他機能改善および最適化を行いました。
なお、ファームウェアの更新には、市販のUSBケーブル(A-Bタイプ)が必要となる。また使用するパソコンにあらかじめFT-891対応の「仮想COMポートドライバー」のインストールが必要だ。アップデート作業を行う際は事前にマニュアル等で手順を確認のこと。ダウンロードは下記関連リンクより。
●関連リンク:FT-891シリーズ 各種ファイルのダウンロード(八重洲無線)
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