佐賀県伊万里市の「伊万里アマチュア無線非常通信協力隊」は、佐賀県伊万里警察署との間で、災害発生時や事件事故発生における情報収集体制を強化するために「災害発生時等における情報通信活動に関する協定」を2017年3月7日に締結した。事件事故の解決に必要な情報の収集伝達を通じて警察活動に協力するもので、県内の警察署では初めての取り組みとなる。
一般財団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)佐賀支部によると、すでに同支部は佐賀県との間で同様の協定を締結しているが、今回、「伊万里アマチュア無線非常通信協力隊と伊万里警察署の間で、『災害発生時等における情報通信活動に関する協定』が締結され、平成29年3月7日に締結式が行われました」としている。
併せて、佐賀県警察本部も報道発表を行い、「伊万里警察署では、この協定に基づき災害警備訓練を行うなどして、対処能力を強化するとともに、相互の連携を高め、更なる協力体制の構築・強化に向けた取組を推進していく方針です」と伝えている。
このニュースは、佐賀県の日刊地方新聞「佐賀新聞」の3月20日付Webサイト「佐賀新聞LiVE」でも取り上げられた。
なお、「伊万里アマチュア無線非常通信協力隊」の会長は、第二級アマチュア無線技士の資格を持つ佐賀県議会議員の中倉政義氏(JE6UQF)が務めている。
●関連リンク:
・災害発生時の情報通信活動協定締結(佐賀県警察本部)
・伊万里アマチュア無線非常通信協力隊(JARL佐賀県支部)
・災害時応援協定について(伊万里市)
・無線愛好家と災害時に協定 情報収集で伊万里署(佐賀新聞LiVE)
・未来輝く県政へ-中倉政義プロフィール
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