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【追記あり】<発売開始は4月予定>八重洲無線、C4FMデジタル/アナログFM対応の144/430MHz帯ハンディ機「FT-70D」を発表!!

八重洲無線株式会社は2017年3月27日、144/430MHz帯の2バンド切り替え式ハンディ機「FT-70D」を発表した。コンパクトサイズながらC4FMデジタルとアナログFMの両モードに対応し、最大送信出力は5W、108~579.995MHzの受信機能を装備。標準価格は39,800円(税別)で発売開始は4月を予定している。

 

 

【4月6日追記】八重洲無線は同機種の発売開始を「2017年5月中旬」に変更した。

 

八重洲無線が発表した144/430MHz帯のC4FMデジタル/アナログFMハンディ機、FT-70D

 

 

 八重洲無線のFT-70Dは2016年11月に工事設計認証(いわゆる“技適”)を取得しており、「002-160015」という認証番号がすでに総務省から公示されていたものだ。また米国子会社であるYAESU USAでは日本国内発表よりも一足早い3月23日に、同モデルの海外版となる「FT-70DR」の情報をWebサイトに掲載。米国の一部販売店では200ドル前後の価格で注文受付も始まっている。では同社の広報資料からFT-70Dの概要を紹介しよう。

 

 

コンパクト・高音質・簡単操作
優れた通話品質のC4FMデジタルとアナログFM通信モードに対応した
144/430MHz帯デュアルバンドハンディ「FT-70D」

 

◆概要:
 八重洲無線株式会社は、コンパクトでありながら、5Wハイパワー送信出力、700mWの大音量スピーカなど高い基本性能を持ち、 優れた通信品質のC4FMデジタルとアナログFM通信モードに対応、 簡単操作と便利な機能で快適にアマチュア無線を楽しめる144/430MHz デュアルバンドデジタルトランシーバー「FT-70D」の販売を開始いたします。

 

・商品名:C4FM/FM 144/430MHzデュアルバンドデジタルトランシーバー「FT-70D」
・標準価格:39,800円(税抜)
・発売日:2017年4月予定

 

 FT-70Dは、C4FMデジタルとアナログFMの両通信モードに対応し、瞬時に受信信号を認識して相手局の信号に合わせ、自局の通信モードを自動的に選択するAMS(Automatic Mode Select)機能によって、通信モードを意識せずに全てのメンバーとの間で快適にアマチュア無線通信を楽しむことができます。
 フロントパネルには、大型高輝度LEDによるモードインジケータを搭載し、マルチカラー表示によって、デジタル、アナログ通信や運用状態がひと目でわかります。

 

 C4FMデジタルは、他のデジタル通信方式に比べ通信品質が優れ、移動中でも通信が途切れにくい特長と、YAESU独自のエラーコレクション技術による誤り符号訂正を行うことで、高音質で快適な音声通信を楽しめると同時に、C4FMの広帯域(12.5kHz)を活かした高速データ通信によって、通話中でもグループメンバーが通信範囲内にいるかどうかを自動的にチェックし、メンバーとの通信が可能かどうかをコールサイン表示とLEDインジケータでお知らせするデジタルグループモニター(GM)機能や、デジタルグループIDにより簡単にグループオペレーションを行うことができるなど、C4FMデジタルならではの機能を搭載しています。

 

 FT-70Dは、コンパクトサイズでありながら直径32mmの大口径スピーカを採用した700mWの大音量で、屋外の使用においてもクリアで高音質の音声通信が可能で、移動中でも通信が途切れにくく広いカバーエリアを実現する C4FM方式の特長で安定した通信品質を確保するなど、高い基本性能と多彩な機能を併せ持った簡単操作の本格派デュアルバンドデジタルトランシーバーで、アマチュア無線初心者の方から上級者まで、快適に高品位のアマチュア無線通信を楽しむことができます。

 

 

◆主な特徴:

 

・コンパクトボディ(W60×H98×D33mm)ながら、送信出力は5Wとハイパワー

 

・通信品質に優れたC4FMデジタルとアナログFM通信モードに対応

 

・相手の通信モードに合わせて通信モードを自動選択するAMS(Automatic Mode Select)機能を搭載

 

・C4FMデジタル技術による高品質の音声通信

 

・グループメンバーが通信範囲にいるかどうかを自動的にチェックするデジタルGM機能(デジタルグループモニター機能)

 

・デジタルグループIDによる簡単で快適なグループオペレーション

 

・騒音下でも聞きとりやすい700mWの大音量

 

・高輝度LEDにより通信モードと状態を表示する大型モードインジケータ

 

・108.000MHz~579.995MHzまでの広帯域受信機能(※受信周波数と電波型式の関係は「主な仕様」欄を参照)

 

・1,105chの大容量メモリーチャンネルを搭載

 

・多彩なスキャン機能を搭載

 

・CTCSS/DCS(デジタルコードスケルチ)機能など多彩な個別呼び出し機能

 

・外部DC端子による電源供給とバッテリー充電

 

・突然の雨や水しぶきにも安心のIP54相当の防水・防塵設計

 

・1,800mAhリチウムイオン電池パック(SBR-24LI)を標準付属

 

・コンピュータインターフェイス(mini USB端子)を装備

 

・受信アッテネータ

 

・RFスケルチ

 

・電池の消耗を抑えるセーブ機能とオートマチックパワーオフ(APO)機能

 

・タイムアウトタイマー(TOT)機能

 

 

◆標準付属品:
アンテナ、リチウムイオン電池パックSBR-24LI(7.4V 1,800mAh)、バッテリーチャージャーSAD-18B、ベルトクリップ、USBケーブル、取扱説明書、保証書

 

 

◆主な仕様:

 

 

 

◆オプション:

 

 

 

 なお3月27日午前0時の時点で八重洲無線のWebサイトにFT-70Dの項目は設けられていない。また同社の広報資料には「WIRES-X」への対応可否が書かれていないが、Webサイト掲載時には明らかになると思われる。
 ちなみに、YAESU USAのサイトに掲載された海外モデル「FT-70DR」の特徴の項目中に、他機種の説明を流用したと思われる誤記(短波やAM/FMラジオ放送が受信できる等)があるので注意が必要だ【追記:2017年4月初旬、この誤記は修正された】

 

 

<追記 3月27日10時45分>
 
岐阜県のアマチュア無線ショップ「CQオーム」が3月27日10:30に配信したメールニュースは、FT-70DのWIRES-X対応について次のように説明している。

 

「WIRES-Xの機能について
 キーボードにWIRES-X用のボタンがございませんので、同機はWIRES-X(C4FMモード時)の自動接続・自動切断機能はありません。アナログWIRESモードは従来通りDTMFで操作可能です。
 自動接続機能はありませんが、既にルームに常時接続されているノード局の運用であればノード局が使用しているデジタルコードスケルチを、FT70Dにもマニュアル操作で設定することでC4FMでのWIRES-Xをオペレートできます。WIRES-Xノードオーナー局の自宅内オペレートのアクセス用端末機、予備機として向いていると思います」

 

 

 

●関連リンク:八重洲無線

 

 

 

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