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<期間が過ぎるとただの紙切れに!> 現行デザインの「国際返信切手券(IRC)」、引換有効期間は2017年12月31日まで

DX交信を楽しんでいるハムにはお馴染みの「国際返信切手券(IRC)」。現行デザインのIRCは、平成25(2013)年9月1日から販売され、その引換有効期間は2017年12月31日までとなっている。この度、「UPU(Universal Postal Union:万国郵便連合)」は、「新しい有効期限のIRCの初期受注を2017年4月15日から開始すると発表した」と、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が「NEWS TOPICS INFORMATION」で伝えている。

 

2017年4月15日から受注が始まると発表された、新デザインの「国際返信切手券(IRC)」(UPU:万国郵便連合のWebサイトから)

 

 

 DX交信を楽しんでいるハムには馴染みのある「国際返信切手券」、通称「IRC」。DX局とQSOしたあと、相手国にビューローがなかったり、DXペディションなどでQSLマネージャーがいる場合には「SASE(自局のQSLカードと宛名の書いた返信用封筒を入れたもの)」でQSLカードを交換するのが一般的だ。本来は返信用封筒には相手国の切手を貼る必要があるが、相手国の切手は入手しづらいので「IRC」を数枚入れることが一般的となっている。

 

 そのIRCだが、DXerなら大量に買ってストックしているケースも多いだろう。だが、現行デザイン(2013年9月1日から販売)は、今年の12月31日までに切手などに交換する必要がある期限付き。それ以後はただの紙切れになってしまう。

 

 余裕を持って利用しないと、相手局にIRCが届くまでに時間がかかって結局使えないことも考えられる。また相手局からIRCが届いたような場合も1枚につき130円分の郵便切手やハガキ類などと交換することができるので、なるべく早く使い切ることをおすすめする。

 

 

今まで発行されてきた歴代の「国際返信切手券(IRC)」の引き換え期間(日本郵便株式会社Webサイトから)

2013年9月1日から販売され、今年の12月31日までが有効期限の現行デザインIRC

 

 

 なお、今のところ日本郵便株式会社から日本国内の郵便局で新デザインのIRC販売開始について、正式な案内は発表されていない。

 

 

 

【追記】

 

 2017年8月30日、日本郵便のWebサイトに「国際郵便 2017年9月1日(金)から国際返信切手券のデザインが変わります」とのお知らせが掲載された。

 

「お買い求めいただいたまたは外国から送付された国際返信切手券に引換期限(A échanger jusqu’au 31.12.2017(引換期限が2017年12月31日であるとの意味。))の記載がある場合には、期限内に切手等と引き換えていただきますよう、お願いいたします。期限が過ぎてしまった国際返信切手券は、引き換えすることができませんので、ご注意ください」と記載が確認。

 

 

●関連リンク:
・国際郵便 2017年9月1日(金)から国際返信切手券のデザインが変わります(日本郵便)
・国際郵便 国際返信切手券(日本郵便)
・旧デザインのIRCの有効期限は2017年12月31日です(JARL Web)

 

 


 

 

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海外局へのSASEに必要な「国際返信切手券(IRC)」、9月1日から新バージョンを販売へ

 

期間が過ぎるとただの紙切れ! 旧デザイン「国際返信切手券(IRC)」の引換有効期間が12月31日までに迫る

 

 

 

●関連リンク:
・UPU(万国郵便連合)新IRCのデザイン(現行のIRCの有効期限は2017年12月31日)(JARL Web)
・New illustration for 2017-2021(Universal Postal Union)
・日本郵便株式会社 国際郵便 お知らせ
・平成25年9月1日(日)から国際返信切手券のデザインが変わります(日本郵便 国際郵便)※現在発行のIRCまで

 

 

 

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