先週のランキングでブッチ切りの1位でになったのは、総務省が小型無人機「ドローン」に係る操縦や画像伝送(FPV:First Person View)などのための、電波法令に基づく無線従事者資格の種類、無線局の免許の有無などを総務省が同省のWebサイトで公表したニュース。使用する分類によっては、第三級陸上特殊無線技士以上の資格を有する必要があると明記している。また、5GHz帯のアマチュア無線局でFPVを行うケースも増えているが、説明には「アマチュア無線を使用したドローンを業務に利用することはできません」との記述も確認できる。
2位は、エイプリルフールの話題として、4月1日にアイコム株式会社が腕時計型デバイスにすべての情報と操作系を集約した、究極のハンディHFトランシーバー「IC-795i」を発表したという記事。独自規格の無線技術で外部アンテナとケーブルレス接続を実現、各種操作はタッチ操作で行うことが可能。発売時期、価格は未公表。もしろん「IC-795i」とは架空のモデルであることは言うまでもない。同社のエイプリルフール企画として、反響を呼んだ。
3位は「<電波監視で発覚!>関東総合通信局、許可されていない無線設備を使い指定されていない周波数と空中線電力で通信を行ったハムに59日間の行政処分」。国内で唯一、HF帯以下の周波数の電波監視を行う「総務省関東総合通信局三浦電波監視センター」。その電波監視により、許可されていない無線設備を使用し、指定されていない周波数および空中線電力で通信をした電波法違反行為が発覚し、被疑者のアマチュア無線家に対し、59日間の無線局の運用停止処分と無線従事者の従事停止処分を行った。
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1)<「操縦」「画像伝送」など分類>総務省、ドローンなどの操作に係る「無線従事者資格」や「無線局の免許の有無」を公表
2)【エイプリルフール企画】<腕時計型デバイスにすべての情報と操作系を集約>アイコム、HF+50MHz帯のスマートトランシーバー「IC-795i」を発表!!
3)<電波監視で発覚!>関東総合通信局、許可されていない無線設備を使い指定されていない周波数と空中線電力で通信を行ったハムに59日間の行政処分
4)<“アマチュアバンド利用”への考え方を明記>総務省、「2020年東京オリンピック・パラリンピックで割り当てを行う周波数(案)」に対する意見募集の結果を公表
5)<TS-520V、IC-551など新たに10機種が加わる!!>JARD、「スプリアス確認保証」が可能な無線機器のリストを4月1日に更新
6)【追記あり】<発売開始は4月予定>八重洲無線、C4FMデジタル/アナログFM対応の144/430MHz帯ハンディ機「FT-70D」を発表!!
7)<今月からスマホ対応に>「月刊FBニュース」2017年4月号きょう公開
8)<「無線従事者資格による色別門標板」の有料頒布が復活へ>JARL、第32回理事会報告を会員専用ページに掲載
9)<新製品のID-4100/D向け>アイコム、iPhone/iPadなどのiOS端末に初対応したD-STARアプリ「RS-MS1I」を4月7日にリリース!!
10)<発売開始は5月予定>アイコム、HF/50MHz帯の固定機「IC-7610」を正式発表、価格は368,000円(税別)
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