株式会社三才ブックスは、2017年5月11日に「周波数手帳ワイド」を刊行する。毎年12月末に発売される月刊誌「ラジオライフ」2月号の付録として人気が高い、ポケットサイズの「ラジオライフ手帳」を見やすいA5サイズに拡大し、ジャンル別・地域別の最新周波数データを満載したデータブックだ。総ページ数は396ページという分厚い仕上がりになっている。価格は1,080円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。
三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は、毎年2月号にポケットサイズで分厚い「ラジオライフ手帳」というデータブックを付録にして高い人気を誇っているが、無線系記事の主たる読者層が40~60代となり「文字が小さいのが気になる」という声もある。
そこで、本のサイズを「ラジオライフ」本誌と同じA5サイズに改め、ジャンル別の周波数データを県別に掲載する「周波数帳」スタイルのデータブックとして、2015年に「ラジオライフ手帳ワイド」を刊行したところ好評を博したことから、今回掲載データを最新のものに入れ替え「周波数手帳ワイド」として刊行することになった。同社によると、掲載ジャンルは次のとおり。
★「周波数手帳ワイド」の掲載ジャンル
・消防無線・救急無線
・防災行政無線
・航空無線/飛行場管制
・航空無線/FSC
・航空無線/航空路管制
・航空無線/洋上管制
・カンパニーラジオ
・鉄道無線/私鉄
・JRタイプ別の割り当て
・鉄道無線/JR各社
・バス無線
・マリンVHF
・国際VHF/船舶無線
・マスコミ連絡波・番組中継波
・レジャー・アミューズメント無線
・各種業務・簡易無線の割り当て原則
・一般簡易無線
・警備無線・現金輸送
・官公庁系の無線
・VHF帯ミリタリー無線
・AMラジオ放送
・FMラジオ放送
・ワイヤレスマイク
・盗聴波
同社の担当者は今回の「周波数手帳ワイド」について、「前回との最大の変更点は消防無線のデジタル化です。アナログ波からデジタル波(判明分のみ)にデータを総入れ替えしています。ただ、466MHz帯の消防署活系がアナログ波で残っており、全国配備が進んでいるので、聞ける消防無線として大幅に追加されたのも特徴です。消防無線に関する話題が今回最大のポイントになります」と説明している。
また巻末には北海道新幹線と新設の第三セクターにも対応した、便利な「全国鉄道無線周波数地図」も付いてくる。
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