CQ出版社は“別冊CQ ham radioシリーズ”として年4回刊行している「別冊CQ ham radio QEX Japan」の最新号、No.23を2017年5月19日(金)に発売することを同社のWebショップで告知した。今号の特集は「ソフトウェア・ラジオ SDRの活用」。価格は1,944円(税込)。
「QEX Japan」は2011年11月創刊、従来同社から刊行されてきた「別冊CQ ham radio」シリーズの誌面を刷新して登場した季刊誌(毎年2、5、8、11月に刊行)。「世界からのアマチュア無線情報・技術の国内への紹介」と「日本から世界に向けて、アマチュア無線技術情報の発信」をテーマにした誌面構成が特徴だ。
同社Webショップは、今号について『アマチュア無線の技術を取り上げる雑誌として定着しつつあるQEX Japan。No.23の特集は「機能解析と機種別使用方法を徹底解説 ソフトウェア・ラジオ SDRの活用」を取り上げます。受信機本体に操作部や表示機能もなく全てPC(パソコン)でコントロールし、受信音や受信データ表示もPC画面上で行うSDR、近い将来、受信機の本流となるであろうこの方式について、基本構成から製品群の紹介、使い方までを網羅しました。
特集2は「測定機に親しむ・使いこなす アンテナ・アナライザの活用法」です。最近のアンテナ・アナライザは高機能化され多くの高周波測定に使えるようになってきました。アンテナ・アナライザで何か測れるのか機能と使い方についてくわしく解説しています』と、下記のように紹介している。
<巻頭特別企画>QJ Product Review & Report
・Review1
八重洲無線 FT-991A HF〜430MHz オールモード+C4FMトランシーバ
・Review2
アルインコ DJ-DPS70 デジタル簡易無線・登録局
・Report1
CQ ham radioオリジナル ATUエレメント
・Report2
フィールドアンテナ社 MK-4B使用記
<特集>
機能解析と機種別使用方法を徹底解説
ソフトウェア・ラジオ SDRの活用
・SDRとは?
・RTLドングル用ドライバのインストール方法
・SDRアプリのインストールと使い方
・RTLドングルで中波、短波を受信する方法
・RTLドングルで、うまく受信するための工夫
・コモンモード・フィルタ、アイソレーション・トランス
・他のアプリとの連携
・RTLドングルを測定器として使う
・[特別編] 高機能SDR FDM-S2を使ってみる
<特集2>
測定機に親しむ・使いこなす
アンテナ・アナライザの活用法
・インピーダンス測定の基礎
・アンテナ・アナライザでSWRを測って何を調整するのか
・アンテナ・アナライザはアンテナのSWRを1.0にするために使うのか
・マッチング回路の調整
・アンテナ・アナライザの測定法
・アンテナ・アナライザを使ってみよう
1 クラニシ RB-210
2 MFJ MFJ-259B
3 コメット CAA-500MarkII
4 ROUP OF KVE KVE60C
5 リグエキスパート AA-600
6 Seeed Studio SARK-110
<連載>
電子部品/電子回路ワンポイント講座 技術展望2017
第9回 共振現象を考える
<連載>
往年の名機を使ってみる
第21回 アイコム IC-371&IC-375D 430MHzオールモード・トランシーバ
<製作>
433MHzコリニア・アンテナ製作奮闘記
<製作>
UZ-8CQ用高周波アンプの設計と製作
<解説>
中波受信用大型木枠アンテナ UZ-8CQ活用レポート
<解説>
擬似音声信号を使用した送信機のスプリアス測定
<日曜アンテナ製作>
300Ω平衡フィーダ線を使用した50MHz J型アンテナの製作
<連載>
アマチュア無線機のメインテナンス
ケンウッド HF機用のCWフィルタを作る
同誌の予約・購入は下記のAmazonリンクで可能だ。また詳細は下記関連リンクのCQ出版WebShopで確認できる。
●関連リンク:別冊CQ ham radio QEX Japan No.23(CQ出版WebShop)
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