2017年7月4日、総務省は2017年5月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると2017年4月末のデータから“389局”減少して43万3,338局となった。1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から3,051局減少している。2016年11月末から“ピーク後最低局数”を更新中だ。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、4月末の時点で2,968局が免許登録(2017年4月末時点は3,138局が免許登録)している。この間に170局が廃局となったと思われる。

2013年4月末から2017年5月末までのアマチュア局数の推移。2016年3月末の43万6,389局から減少が続き、2017年1月末のみ77局増加したものの、2016年11月末から“ピーク後最低局数”を更新中! この間、3,051局減少している
●2017年5月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 122,608局(122,615局)
・2エリア(東海管内): 57,955局(58,134局)
・3エリア(近畿管内): 52,067局(52,133局)
・4アリア(中国管内): 27,514局(27,598局)
・5エリア(四国管内): 19,794局(19,807局)
・6エリア(九州管内): 36,888局(36,976局)
・7エリア(東北管内): 45,574局(45,528局)
・8エリア(北海道管内):39,373局(39,395局)
・9エリア(北陸管内): 10,953局(10,952局)
・0エリア(信越管内): 18,124局(18,115局)
・6エリア(沖縄管内): 2,488局(2,474局)
※カッコ内の数字は2017年4月末の局数を表す
●2017年5月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 788局(819局)
・東海管内: 223局(240局)
・近畿管内: 163局(178局)
・中国管内: 189局(198局)
・四国管内: 45局(47局)
・九州管内: 429局(439局)
・東北管内: 603局(649局)
・北海道管内: 266局(288局)
・北陸管内: 76局(82局)
・信越管内: 161局(173局)
・沖縄管内: 25局(25局)
※カッコ内の数字は2017年4月末の局数を表す
●関連リンク:無線局統計情報(総務省)
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