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<デモ運用や卒業生向け企画など、職域クラブと連携>JARD、未成年と保護者を対象にしたユニークな4アマ養成課程講習会を開催

一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は例年、夏休みを前にしたこの時期に小・中学生向けのアマチュア無線入門イベントなどを実施している。東京都千代田区の科学技術館で「第5回 小中学生向けアマチュア無線講座」が行われたのと同じ週末の2017年7月1日~2日、神奈川県県厚木市では地元企業の無線クラブと連携し、青少年を主な対象としたユニークな養成課程講習会が開催された。

 

 

養成課程講習会の会場の模様(講習開始前に撮影)

 

 

 この養成課程講習会は未成年と保護者を主な対象とした4アマ標準コースで、神奈川県厚木市の「アンリツ厚木アマチュア無線クラブ(JE1YEM)」の企画により、JARD主催で行われた。隣接する海老名市の中学校科学部の生徒12名と小学校低学年から保護者まで42名が受講。科学部顧問の先生も“応援”に訪れた。

 

会場となったアンリツ株式会社(神奈川県厚木市)

受講した子供たち

 

 会場となった神奈川県厚木市のアンリツ株式会社内の施設「プラザ・アンリツ」では、同クラブ員によるビギナーズセミナーや、電波適正利用推進員による電波利用についての講義、パネル展示などが行われたほか、講習会場外のホールでは、受講生と同世代の青少年ハムによるデモ運用やモールス通信の紹介、工作に興味が持てるように工夫されたアンテナ製作の実演などが行われた。自由に使えるように展示した特定小電力トランシーバーのコーナーでは、開局を待ちきれない受講生がトランシーバーを取り合うシーンも見られた。

 

モールス通信の紹介コーナー

アンテナ製作の実演も行われた

 

 昼休みには今回最も参加者が多い地域である海老名市の地域クラブ「FMカオン・アマチュア無線クラブ」の活動紹介が同クラブ代表のJQ1NDH 佐藤氏により行われた。

 

地域クラブによる活動紹介

地域クラブ員によるビギナーズセミナー

 

 アンリツ厚木アマチュア無線クラブ代表のJP1TVC 金澤氏は、「私たち職域クラブでは受講生が免許を取得した後のフォローには限界があります。彼らが免許取得後に必要とするのは身近な支援者です。地元に戻ってから仲間を作りやすいよう、地域の情報を紹介いただきました。ご協力いただいたFMカオンアマチュア無線クラブ、相模原市役所アマチュア無線クラブ、SAGAMINETに感謝します」と述べている。

 

 今回で3回目となる講習会の特徴は、講習会の裏時間を用いて卒業生などを対象とした「コンテスト運用講座」が行われたことである。当日は6m &Downコンテストも行われており、クラブメンバーによるレクチャーのあとは実践参加となった。金澤氏は「免許を取って運用できる環境があっても、運用の要領がわからないと運用はなかなか捗らないもの。この企画でノウハウを得て活発に運用してくれれば嬉しいです。私たちにも初めてのチャレンジでした」と語った。

 

4アマ講習会の“裏時間”を使って昨年の卒業生を対象とした「コンテスト講座」を実施

クラブメンバーによるレクチャーのあとは実践参加

 

 金澤氏はまた「開局には費用も掛かりますし、免許を取得しても運用までに進める子供たちはそんなに多くありません。免許取得後の興味を持続させ、あわよくば開局に結び付けるためには、“まず触れてみる、体験してみる、運用してみる”という機会が重要だと感じています。来年もできるかはわかりませんが、そういった機会を作れればと考えています」と語っている。

 

 

 

●関連リンク:
・JARDホームページ
・2017年7月1日~2時 第4級アマチュア無線技士講習会のお知らせ(アンリツ厚木アマチュア無線クラブ)

 

 

 

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