2年前の2015年8月、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の油井亀美也宇宙飛行士(KG5BPH)とARISSスクールコンタクトで交信した大阪府豊中市の子供たち15名が、7月15日(土)に行われる「第22回 関西アマチュア無線フェスティバル(KANHAM2017)」の会場で同宇宙飛行士と“再会”する。朝日新聞デジタルが13日に報じた。
朝日新聞デジタルによると、KANHAM2017の会場で油井亀美也宇宙飛行士と再会するのは、2015年8月18日にARISSスクールコンタクトで交信した、大阪府豊中市立東丘小学校(当時のコールサインは「8N3HO」)の子供たち15名。
当時、小学校4~6年生だった15人はISSが豊中市上空を通過する約10分間に「宇宙で一番きれいなものは何ですか」「宇宙人はいると思いますか」など23問の質問をアマチュア無線を通じて行い、油井宇宙飛行士の回答は集まった約600人が聴き入ったという。
その後も同小学校と油井宇宙飛行士の交流が続いていたが、今年5月にKANHAMのイベントに同飛行士が来場することが決まり、関西ARISSプロジェクトチームのメンバーが東丘小学校に連絡、2年前に交信した15名を招待することになったもの。
講演会当日は、開始前に油井宇宙飛行士と15人の交流会が行われ、講演会でも「2年前に無線交信した子供たち」として紹介される予定という。
●関連リンク:
・宇宙の油井さんと交信 地球で2年後「再会」へ(朝日新聞デジタル:一部有料記事)
・油井亀美也講演会「宇宙に届け!私たちの夢と希望」(関西アマチュア無線フェスティバル)
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