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米国魚類野生生物局、ベーカー島(KH1)DXペディションを許可

米国魚類野生生物局(FWS)は、Most-wanted DXCCエンティティーの第4位であるベーカー島(Baker Island)からDXペディションを行うための上陸について、今後5年間に1チームのみ受け入れることに同意した。

 

 

ベーカー島(wikimedia commons/Joann94024)

 

 

 ベーカー島は北太平洋にある米国領の無人島(面積は1.64平方キロ)。ホノルル(ハワイ)から南西に830マイル、約8日間の航海が必要となる場所にある。野鳥が多く生息することで知られ、米国魚類野生生物局管轄の国立野生生物保護区に指定されている。最近では2002年4~5月に「K1B」のDXペディションが行われ、12日間で約96,000QSOを記録している。

 

2002年4~5月に行われた「K1B」DXペディションのQSLカード

 

 FWSは最近、同島でアマチュア無線運用を行うことについて意見公募を行った上で適合性を検討し「アマチュア無線は、1966年の野生動物保護管理法による“野生生物に依存しない公的利用”ではないが、FWSのスタッフが同行することで野生生物の観察機会を得られるため、間接的には法律に適合したものになる」という見解を発表した。FWSも予算不足のため、自力で船をチャーターし同島へ観察業務を行うことは難しい状況にある。

 

 許可にあたっては、FWSスタッフの同行(費用はDXペディションチーム負担)、外来生物の持ち込みを防ぐための徹底した船舶検査、投錨場所と上陸要件の厳守、設置できるアンテナの大きさ制限と野生生物の回避策、同時に上陸可能な人数の制限、燃料の持ち込み制限など、18項目におよぶ条件に従うことが求められている。

 

 さらにFWSは、同島のDXペディションチームが発行するQSLカードは野生生物保護をPRする貴重なツールになるとして、ベーカー島の環境保護に関する有益な情報や教育的ステートメントを確実に記載することも求めている。

 

 なお同島からのDXペディションは、2009年にK4M(ミッドウェー島)の運用を行った実績がある「The Dateline DX Association(DDXA)」が行う見込みだ。DXペディションは最長12日間(滞在は14日間)となる。(ARRLニュース 6月20日、7月7日 ※許可を得て抄訳転載/(C)ARRL )

 

 

 

●関連リンク:
・US Fish and Wildlife Service Okays Baker Island DXpeditions, with Strict Conditions(ARRL NEWS)
・Group Selected to Pursue DXpedition to Baker Island National Wildlife Refuge(ARRL NEWS)

 

 

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