“音質”にこだわったマイクアンプや専用ケーブルなどオリジナル商品をハムフェア会場で頒布している「音創り研究会」。同会では「ハムフェア2017」の会場で今まで人気を博した各種アイテムのほか、今回新たにケース穴あけ済み完全キット「ファンタム電源キット・DPP-01」と、同じく「ヘッドホン兼マイクアンプキット・DMS-11H&M」などの販売を予定していることがわかった。数に限りがあるので購入希望者は同研究会のブース(C-053)へ急ごう!
今回、ハムフェア2017に合わせて用意したのが、ケース穴あけ済み完全キット「ファンタム電源キット・DPP-01」と、同じく「ヘッドホン兼マイクアンプキット・DMS-11H&M」である。
「DPP-01」はブルーの縮み塗装のケースに、キャノンコネクターの保護キャップが付く。電源は乾電池だが、多くのコンデンサーマイクは動作時に数mAしか消費しないため、毎日6時間使っても、2か月程度は電池交換不要(音創り研究会の実測テスト結果より)。回り込みにも強く、製作も容易でキットは初心者にもおすすめの逸品だ。
部品には、多数の候補の中から聴き比べで選ばれたオーディオ用コンデンサーや、オーディオ用抵抗を採用。乾電池を電源とすることで高いS/Nを実現。スタジオレベルを超える音を普段使いすることを目指したとのこと。ファンタム電源のヒスノイズが気になる方や、ミキサー内蔵のファンタム電源からのステップアップに最適なキットだとしている。
もう1つ「DMS-11H&M」は、赤いケースに黒ビス、黒トグルで纏め、真空管ソケットが内付けの仕様。真空管は「12BH7A」で、発売当時のオリジナルの紙ケース入りのNOS球をやっと確保したという(全球動作テスト済み)。画像の真空管は日立製「12BH7A」だが、東芝、松下、日立のいづれかがキットに付属する。
音創り研究会のブース(C-053)で販売、展示を計画している内容は以下のとおりだ。
◆販売品
新製品
・ファンタム電源キット「DPP-01」 6,000円
・ヘッドホン兼マイクアンプキット「DMS-11H&M」 8,000円
継続販売品(ハムフェア会場限定特別価格)
・リポンマイク用トランス「TRM-1″響”」 7,000円→5,000円(2,000円値引き)
継続販売品
・ハンドPTTスイッチ 1,500円
・DMS-07GTbis 10,000円
・ICOM接続ケーブル 2,000円
・KENWOOD接続ケーブル 2,500円
・TDKパッチンコア 会場特価
★展示
・リボンマイクの聴き比べ
リボンマイク用トランスTRM-1″響”にすると、どんな音に生まれ変わるのか? 安価で使い勝手の良いリボンマイク「MXL R144」そのままと、トランスを”響”に換装した「R144」の両方を用意し、スイッチで瞬時に切り換えて聴き比べできるコーナーを用意します。
・Nutube
CQ ham radio誌に掲載された「Nutube」を使ったマイクアンプとNutubeの展示のほか、動作原理や特徴などの説明。
なお「音創り研究会」のブース番号「C-053」は、「【追記:出展団体ブース番号が確定】<事前にチェック!会場内のブース配置図>今年は1階から4階へ 『ハムフェア2017』における企業、クラブ出展ブースの小間割りが判明」の既存記事(7月25日記事)で場所の確認ができる。
【追記:出展団体ブース番号が確定】<事前にチェック!会場内のブース配置図>今年は1階から4階へ 「ハムフェア2017」における企業、クラブ出展ブースの小間割りが判明
●関連リンク:
・音創り研究会 ハムフェア2017に出展します(アマチュア無線 by JI1ANI)
・販売予定キットのバリデーション(アマチュア無線 by JI1ANI)
・リボンマイク用高性能トランス TRM-1 “響”を限定販売開始 !(アマチュア無線 by JI1ANI)
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