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<“2アマ”の増加率は過去10年間で最高!!>総務省、「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」を公表

総務省は2017年8月23日、「情報通信統計データベース」で平成28年度末(2017年3月31日現在)における「資格別無線従事者免許取得者数の推移」を発表した。それによるとアマチュア無線技士の有資格者総数は昨年から21,007名増の3,445,978名で、うち89.81%を第四級アマチュア無線技士が占めていることがわかった。また第二級アマチュア無線技士の前年比の増加率は過去10年間で最高となった。なお同統計は資格を複数所有する場合もそれぞれの保有資格でカウントされている。

 

 

 

 今回発表された統計では、平成19(2007)年度から平成28(2016年)年度まで、各級アマチュア無線従事者の資格別有資格者数も公表されている。平成28年度のデータを見ると、第一級アマチュア無線技士は全体の0.94%にあたる32,327名。第ニ級アマチュア無線技士は2.32%にあたる79,922名、第三級アマチュア無線技士は6.93%にあたる238,765名。第四級アマチュア無線技士は89.81%にあたる3,094,964名となっている。

 

 各級アマチュア無線技士の前年度からの“増加率”に注目すると、第二級アマチュア無線技士は平成27(2015)年度よりも1.40%増加し、過去10年間で最大の伸びとなった。これは2015年7月からJARDによる2アマの養成課程講習会がスタートし、2016年度は本格的に開催されるようになったことに起因するとみられる。

 一方で、第四級アマチュア無線技士の前年度からの増加率は0.42%で、過去5年間では最低の伸びとなっている。

 

 

●平成19(2007)年度から平成28(2016)年度までの資格別有資格者数

 

 

第一級アマチュア無線技士から第四級アマチュア無線技士の推移

 

 

●第四級を除いた第一級アマチュア無線技士から第三級アマチュア無線技士の推移

 

 

●平成28(2016)年度における4つの各資格別の割合

 

 

 今回発表された統計では、アマチュア無線技士のほか、総合無線通信士や航空無線通信士などプロ資格の従事者資格者数の推移も確認することが可能だ。詳細は下記関連リンク参照。

 

 

 

●関連リンク:
・総務省 情報通信統計データベース
・総務省 情報通信編-資格:資格別無線従事者免許取得者数の推移(Excel形式)

 

 

 

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