2016年まで、毎年「デイトン・ハムベンション」の会場として使用されてきた、米国オハイオ州デイトンの民間施設「ハラ・アリーナ（Hara Arena）」が、裁判所の申し出により競売にかけられることがわかった。最低入札価格は85万ドル（約9,300万円）で、8月30日の午前11時（現地時間）から入札が行われる。
閉鎖後のハラ・アリーナ（ARRL NEWSより）
ハラ・アリーナの敷地と建物は、1年1か月前から所有者（Wampler Family）によって閉鎖されている。今回の競売はオハイオ州南部地区連邦地方裁判所の申し出で米国の内国歳入庁（IRS）が行うもの。その収入は租税の担保に充当される。
ハラ・アリーナは、アイスリンク、宴会場、会議ホール、コンサートホール、スポーツイベント、多用途ショー会場とレストランを含む6ビルの複合施設でで、土地面積は25エーカー（10万1171平方メートル、約3万740坪）をわずかに上回る広さだ。
入札希望者は参加資格を得るために手付金で17万USドルを支払う必要がある。8月29日には現地内覧（オープンハウス）が開催され、落札された場合は現在の同土地と建物にある「権利、タイトル、請求権、抵当権と利子」は放棄されることになる。（ARRLニュース 8月4日 ※許可を得て抄訳転載／(C)ARRL ）
●関連リンク：Hara Arena — Hamvention’s Former Home — to be Auctioned by IRS（ARRL NEWS）
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