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<周波数46.5MHzで475本のクロス八木アンテナ使用、出力は驚異の1000kW>年に一度のチャンス!! 10月7日(土)、京都大学が「信楽MUレーダー見学ツアー2017」を実施

国立大学法人 京都大学の生存圏研究所が誇る、滋賀県の「信楽MUレーダー(観測所)」をご存じだろうか。その施設は巨大で、VHF帯の46.5MHzで尖塔電力1,000kWのハイパワーを475本のクロス八木アンテナを用いて上空に発射。高度1~25kmの対流圏・下部成層圏、高度60~100kmの中間圏、下部熱圏と高度100~500kmの電離圏領域の観測を行っている。この施設が毎年1回行っている“一般向け見学ツアー”が今年は2017年10月7日(土)に開催される。参加費は無料、申し込みは事前登録制(先着順)で締め切りは9月15日(木)だが、定員に達した時点で終了する(昨年は9月1日に受付終了)。参加希望者は今すぐの応募をおすすめする。

 

hamlife.jpスタッフが参加! 2016年10月開催「信楽MUレーダー見学ツアー」の写真リポートはコチラ↓↓
【写真で見る】<46.5MHzで送信出力1000kW、クロス八木アンテナ475本>アンテナと送信機に圧倒!! 「信楽MUレーダー」見学ツアーの模様

 

 

京都大学の生存圏研究所が誇る、滋賀県の「信楽MUレーダー(観測所)」。周波数46.5MHzのクロス八木アンテナを475本使用、出力は驚異の1000kW!

京都大学の生存圏研究所が誇る、滋賀県の「信楽MUレーダー(観測所)」。周波数46.5MHzのクロス八木アンテナを475本使用、出力は驚異の1000kW!

 

 1984年に完成した京都大学生存圏研究所の「信楽MU観測所」(所在地:滋賀県甲賀市信楽町神山)。中層大気と超高層大気の観測のため、ここに設置された「MUレーダー」は、アンテナ素子ごとに取り付けた46.5MHzの小型半導体送受信機(合計475個)を個別に制御しながら、1秒間に2500回という高速でビーム方向を変えながら電波を発射することが可能だ。また、25個のサブアレイアンテナに分割して使用することもできる。

 

 

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MUレーダーのアンテナ。素子毎に取り付けた小型半導体送受信機(合計475個)を個別に制御 することにより、 1秒間に2500回という高速でレーダービーム方向を変えることが可能

46.5MHzを使用するMUレーダーのアンテナ群。素子毎に取り付けた小型半導体送受信機(合計475個)を個別に制御することにより、 1秒間に2500回という高速でレーダービーム方向を変えることが可能

 

 

 この、世界で最も多機能な大型大気レーダーを含む、信楽MU観測所の無料見学ツアー(事前登録制)が2017年は10月7日(土)に予定されている。

 

 

●スケジュール(午前の部と午後の部の2回実施)

 

午前の部

     信楽駅集合 9:45
     信楽MU観測所見学 10:20~12:10
     信楽駅解散 13:00

 

午後の部

     信楽駅集合 13:00
     信楽MU観測所見学 13:30~15:20
     信楽駅解散 16:10

 

 

 申し込み締め切りは9月15日(金)だが、それ以前に定員になった場合は終了となる。事前登録はWebサイトから行える。自家用車でも参加できるが、駐車場に制限があるため、なるべく乗り合わせて来場してほしいと案内している。詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。

 

 

 

10月7日(土)に開催される「信楽MUレーダー見学ツアー2017」の募集ポスター

 

 

●関連リンク:
・京都大学 信楽MUレーダー見学ツアー2017
・「信楽MUレーダー見学ツアー2017」ポスター(PDF形式)
・MUレーダーとは?
・国立大学法人 京都大学

 

 

 

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