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【ハムフェア2017】<中華製・HFトランシーバーからJARL資格別門標バッジ化まで>クラブブースで“気になったモノ”を一挙紹介!

ハムフェアの会場、とくにクラブブースを中心に丹念に見て回ると、一品モノのジャンク品はもちろん、思わぬ展示物や頒布品などに遭遇することが少なくない。今回、ハムフェア2017会場で見つけたプロダクトの中から、ジャンク品以外の“気になったモノ”をhamlife.jpスタッフの独断と偏見(?)で紹介しよう。

 

 

 

 

 関心が高かったのは、「同軸コリニアアンテナ研究会/JI1IAU(エレキテルワークス)共同出展」(ブース番号:J-49)で展示していた、電動アシストアシスト自転車に搭載しているリチウムバッテリーを電源にして、中華製・HFトランシーバー「Xiegu Technology X-108G(J)」日本向け仕様機を運用するというデモンストレーションだ。

 

 海外で流通している「Xiegu Technology X-108G」は、送信周波数は1.9/3.5/5/7/10/14/18/21/24/28MHz帯で送信出力20W。電波型式はSSB/CW/AM。受信は0.5~30MHzに対応している。

 

 ここで問題となるのが、日本では許可されていない送信が5MHz帯に対応していることだが、今回展示された「Xiegu X-108G(J)」は日本向け仕様機で、ネックとなる5MHz帯が削除されている。画像のように5MHz帯でマイクのPTTスイッチを押すと、ディスプレイ下部に「Not HAM Band」と赤い文字が表示され電波が出ていないことがわかる。

 

 デモンストレーションでは、電動アシスト自転車用バッテリーを電源にDC-DCコンバーターで減圧して使用していた。15Aタイプのコンバーターは、これまた中華製で型番は「DPS-5015」。電源発振周波数は70kHzだという説明があった。展示物の詳細は下記関連リンクから確認できる。

 

電動アシスト自転車用バッテリーを使うHFトランシーバーのデモンストレーション

5MHz帯が削除された日本向け仕様の中華製・HFトランシーバー「Xiegu Technology X-108G(J)」

5MHz帯でマイクのPTTスイッチを押すと「Not HAM Band」と赤い文字で表示される

 

 

「しながわハンコ倶楽部」(ブース番号:C-005)では、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が発行しているアクリル製のコールサイン入り門標板を、裏側にクリップを付けてバッジ化する提案を行っていた。

 

 この門標板はJARLが新規入会者への特典としてコールサイン(準員はSWLナンバー)を刻印した白色のものを1枚贈呈しているほか、2017年4月からは以前あった“資格別門標板”を復活させ、会員向けに1枚500円で頒布するサービスを行っている。無線従事者資格に応じて「1アマ:黄色」「2アマ:緑」「3アマ:青」「4アマ:オレンジ」という色別で購入できる。

 

 このJARL門標に画像にあるようなクリップを取り付けるだけで、超簡単にコールサインバッジが完成する。シャックに飾ったり、玄関に貼る以外に利用できる面白いアイデアだろう。

 

白色の門標板(コールサインプレート)はJARL入会時に贈呈されるもの。JARLはほかに無線従事者資格に応じて「1アマ:黄色」「2アマ:緑」「3アマ:青」「4アマ:オレンジ」という色別のものを会員向けに頒布(1枚500円)している

アクリル製の門標の裏側にご覧のようなクリップをつければ、コールサインバッジが完成する

さまざまな所にコールサインバッジを付けて楽しめる

 

 

 

 同ブースではオリジナルの「無線従事者免許証ホルダー」を300円で販売していた。無線従事者免許証がピッタリ入るサイズで20枚収納できる。免許証を持ち歩くにも便利で、何といっても数種類の資格を有している無線従事者にとっては整理がしやすく助かるグッズかもしれない。隠れた人気商品だった。

 

 

無線従事者免許証が20枚収納できるホルダーを300円で販売

無線従事者免許証がピッタリ入るサイズ。無線従事者免許証番号の早見表もついている

QSLカードなどに押せる、コールサイン入りの局長印も2種類登場。ライセンスフリー無線向けのものも製作可能という説明だった

 

 

「全国・ホットスポット探検隊」(ブース番号:C-055)で発見したのは、かつてミズホ通信機から発売されていたQRPトランシーバー「ピコシリーズ」の巨大オブジェ。これは「QEX Japan No.24(CQ出版社)」を持参してスタッフに申し込めば“巨大ピコ”と記念撮影ができるという企画で用意されたものである。

 

 

 ミズホ通信機と言えば、高田継男社長(故人、JA1AMH)を思い出すハムは少なくないだろうが、用意された“巨大ピコ”は当時、高田社長と共に大活躍した知る人ぞ知る逸品。その看板だった“巨大ピコ”がハムフェア会場にお目見えした。

 

QRPトランシーバー「ピコシリーズ」の巨大オブジェ“巨大ピコ”!

 

 

「蚰蜒(ゲジゲジ)倶楽部」(ブース番号:031)では、4チャンネルボイスメモリー「VOICE201X」と、4チャンネルメモリーキーヤー「KEYR2009」をハムフェア特価「VOICE201X」24,000円と「KEYR2009」10,000円で販売していた。

 

 完成品が間に合わなず会場のブースで組み立てを行いその場で販売していくという、まさに“産直”で製品を生み出していた。

 

4チャンネルメモリーキーヤー「KEYR2009」

4チャンネルボイスメモリー「VOICE201X」

完成品が間に合わずその場で組み立てを行っていた

 

 

「トーキョーマートクラブ」(ブース番号:C-069)に展示されていたのは、貴重な旧日本軍の携帯式「陸軍94式6号無線機」。無線機本体はケースから取り外した状態で、またマイクやアンテナなど周辺機器も置かれていた。

 

 本無線機は1936(昭和11)年に正式採用され各部隊へ配備されている。周波数は25,000~30,000kHzの1バンド方式(その後、25,000~45,000kHzの3バンド方式に拡張)。陸軍唯一の携帯式無線電話機として太平洋戦争終結まで使用されてきたという。

 

 これらの機材は「横浜旧軍無線通信資料館」の土居館長(JA1STJ)のコレクションの一部で、戦後70年以上も経過しているにもかかわらずコンディションが非常に良かった。

 

横浜旧軍無線通信資料館土居館長のコレクションでもある「陸軍94式6号無線機」。内部がわかるようにケースから取り出した状態での展示だった

 

 

 また、陸軍3式戦闘機「飛燕」の配電盤用メーターも展示され来場者の興味を引いていた。

 

こちらは陸軍3式戦闘機「飛燕」の配電盤用メーター

 

 

「CBQアンテナ」(ブース番号:C-061)では軽量/大容量移動電源として、リチウムイオンポリマー電池を利用したバッテリーをハムフェア特価20,000円で販売していた。サイズは約82H×195W×40Dmm、重さは約1kg。保護回路が付いていて短絡時には自動遮断、5秒後に復帰する仕様。リチウムイオンポリマー電池は韓国の一流企業製だという説明だった。

 


軽量/大容量移動電源。USB端子(5V)が2つ付いている。非常時の電源用にも使えると案内が…

 

 

 

 

↓この記事をチェック!

 

<1アマの「黄色」が大人気!!>JARLの会員向けサービス「資格別門標板」の頒布方法を紹介

 

 

【ハムフェア2017】<第1弾!画像で見るダイジェスト>誰が写っているかな!?クラブブース、一般展示&純粋展示は大賑わい

 

【ハムフェア2017】<第2弾!画像で見るダイジェスト>今年のフェア入場者数は昨年より2千人多い39,000名!会場は熱気でムンムン

 

【ハムフェア2017】<第3弾!画像で見るダイジェスト>全部ご覧になりましたか?総画像数200枚以上、クラブブース見て回り最終回リポート

 

 

●関連リンク:
・電動アシスト自転車用バッテリーにて運用システム編(天使のささやき BDのブログ)
・Xiegu X108G (J) QRP20W日本向けX108G(J)仕様(天使のささやき BDのブログ)
・しながわハンコ倶楽部公式ツイッター
・全国・電波スポット探検隊
・蚰蜒倶楽部(JO1YGK)
・横浜旧軍無線通信資料館

 

 

 

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