イカロス出版株式会社は、2017年9月28日にムック「航空無線ハンドブック2018」を刊行した。「エアバンドがわかればヒコーキはもっと面白い!」をテーマに、“超多忙空港”と言われる羽田、成田、福岡空港の無線受信ガイドを特集している。「日本全国エンルートチャート」と「エアバンドデータブック2018」のダブル付録がついて、価格は1,850円(税込)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。イカロス出版は「月刊エアライン」をはじめとする航空関係の雑誌やムックを中心に、語学、乗り物、ミリタリー、消防防災関連の刊行を行っている出版社だ。毎年この時期に「航空無線ハンドブック」シリーズを刊行している。
9月28日に刊行した最新刊「航空無線ハンドブック2018」は、B5サイズ124ページのムックで、「エアバンドがわかればヒコーキはもっと面白い!“超多忙空港”で聴く迫力満点のエアバンド」と題した特集や、航空無線受信の基本、機材やアンテナ選びなどを初心者にもわかりやすくガイドしている。では同社Webサイトからの抜粋で同書を紹介しよう。
★「航空無線ハンドブック2018」
数分単位で頻繁に離着陸が繰り返される大空港。旅客機が安全かつスケジュール通りに運航できるのは膨大なトラフィックを捌く航空管制官と各便のパイロットたちが正確にコミュニケーションをとっているからだ。そのコミュニケーションの要となるのがエアバンド(航空無線)。
旅客機の位置情報はスマホのアプリでも見られるようになったが、運航現場の緊迫感までが伝わってくるような生の無線交信を聴く楽しみは格別。スピーカーから聞こえてくるのは声だけではなく、まさにプロフェッショナルの仕事ぶりなのだ。
とりわけ、便数の多い大空港は効率的な運用や騒音対策を目的とした細かいルールなどがあるため、交信の聴きごたえも満点。特集では、滑走路4本の羽田、2本の成田、1本の福岡と、日本を代表する基幹空港という共通性がありながら規模も性格も異なる3つの大空港でワッチ! “超多忙空港”の慌ただしさを肌で感じられるような無線交信を堪能する。
<大特集>
羽田・成田・福岡 運用も見どころも三者三様!
超混雑空港を聴く
●羽田空港実践編
4本の滑走路を活かすのが航空管制の技、羽田空港は見どころが聴きどころ
・夏のA滑走路を聴く
・国際線Tからのタキシング時を追う
・南風時独特の「LDA方式」とは
・北風運用時は3本の滑走路で運用
●成田空港実践編
「アプローチ」「レーダー」運用が独自スタイル、2本の滑走路を駆使する成田空港
・成田空港に“絶対”はない!
・到着機の管制移管の流れ
・音声交信による管制承認
・無線を聴けば待たされるワケがわかる
●福岡空港実践編
交信内容が豊富な福岡空港
・交信がひっきりなしの福岡空港
・アプローチで聴こえてくる「モルツ」「ドライ」
<特集>
那覇&嘉手納基地で聴いてみる
ミリタリーエアバンドの世界 in 沖縄
<その他記事>
使い方に合った機種を選ぼう
レシーバー&アンテナガイド
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取り付け場所の数だけある金具の種類
省スペースでもアンテナは設置できる!
Androidスマホ×格安ワンセグチューナー
不要のスマホ端末がレシーバーに変身!
関西発台北(桃園)行き
仮想フライトATCドキュメント
航空無線をもっと楽しむアイテムを一挙ご紹介!
エアバンドレシーバー&アンテナガイド
読者プレゼント
交信内容をしっかり理解するための
エアバンド基本用語集
フライト気分を楽しめる
エンルート交信の聴き方
エンルートチャートの読み方
<ダブル付録>
●折込付録「日本全国エンルートチャート」
●別冊付録「エアバンドデータブック2018」
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●関連リンク:航空無線ハンドブック 2018(イカロス出版)
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