八重洲無線株式会社は2017年10月2日、同社の主要HF機（FTDX5000、FTDX3000、FTDX12001の計3シリーズ）の新ファームウェアを一斉公開した。これらの機種は9月8日に5MHz帯の選択を容易にする新ファームウェアを公開したが、今回の変更点はFTDX5000シリーズが「14MHz帯でトランスバータ運用時に周波数の表示が出なくなる不具合を修正」、FTDX3000シリーズとFTDX1200シリーズは「ウオーターフォール表示に関連する不具合を修正」と、いずれも不具合の修正関連になっている。
新バージョンの公開が確認されたファームウェアは下記のとおり。
★FTDX5000シリーズ用:
FTDX5000用 メインファームウェア
書込ツール FSW008 & ファームウエア Ver.1.30（2017/9）
http://www.yaesu-wdxc.com/ol/ftdx5000/update.html#02
おもな変更点：
・14MHzバンドでトランスバータ運用時に、周波数の表示がでなくなる不具合を修正しました。（2017/9）
なおメインファームウェア以外の「有機ELディスプレイ ファームウエア（Ver.0110）」「DSPファームウエア（Ver.5.55）」「ステーションモニターSM-5000用ファームウエア（Ver.0107）に今回変更はない。
★FTDX3000シリーズ用:
FTDX3000用 TFTファームウエア
書込ツール TFW V01-00 & ファームウエア Ver.2.02（2017/9）
http://www.yaesu-wdxc.com/ol/ftdx3000/update.html#02
おもな変更点：
・ウオーターフォール表示に関連する不具合を修正しました。（2017/9）
なおTFTファームウェア以外の「メインファームウェア（Ver.1.23）」「DSPファームウエア（Ver.5.55）」に今回変更はない。
★FTDX1200シリーズ用:
FTDX1200用 TFTファームウエア
書込ツール TFW V01-01 & ファームウエア Ver.2.03（2017/9）
http://www.yaesu-wdxc.com/ol/ftdx1200/update.html
おもな変更点：
・ウオーターフォール表示に関連する不具合を修正しました。（2017/9）
なおTFTファームウェア以外の「メインファームウェア（Ver.1.14）」「DSPファームウエア（Ver.5.54）」に今回変更はない。
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