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<1アマは狭き門! 前回、平成29年8月期の受験状況を更新>QCQ企画、過去6年間の1アマ・2アマ国家試験「受験者数と合格率」をグラフで公開

第四級、第三級アマチュア無線技士の養成課程講習会や、上級ハム国試受験のための通信教育講座を開催している株式会社キューシーキュー企画が、このほど過去6年間(平成24年12月期~平成29年8月期)に行われた第一級・第二級アマチュア無線技士国家試験、合計15回分の「申請者数」「実際の受験者数」「合格者数」「合格率」をわかりやすくグラフ化して公開した。平成29年8月期の受験状況を見ると、1アマは合格率30%で相変わらず狭き門に、2アマの合格率は前回より6ポイント減少して44%と低下している。

 

 

 

 キューシーキュー企画のWebサイトの中で「平成24年12月期~平成29年8月期 第一級及び第二級アマチュア無線技士国家試験受験状況」という興味深い資料がPDF形式で公開された。

 

 これは日本無線協会が発表している各期ごとの上級ハム国試の試験結果をまとめ、「申請者数」「実際の受験者数」「合格者数」「合格率(合格者数÷受験者数)」の関係をわかりやすいグラフに加工したものだ。

 

 

 グラフは下記のとおり。

 

 

 

 毎回の傾向として、受験者数は2アマよりも1アマのほうが多い。“残す資格は1アマのみ!”ということだろうか。

 

 目立つのが、いままで50~40%で推移していた1アマ国家試験の合格率が、平成28年12月期の試験から37%に低下し、さらに前回の平成29年4月期では28%と激低下! そして今回は30%とほぼ横ばいという狭き門であることがうかがえる。受験者から「過去の出題よりも難しくなった」との声が挙がっていたが、それを裏付ける結果となった。

 

 また、2アマのほうは試験期によって合格率が大きく変動する傾向が見られるが、平成29年4月期の2アマ合格率は51%と上昇したが、今回の平成29年8月期では44%と前々回と同じレベルまで低下している。

 

 

 

●関連リンク:
・平成24年12月期~平成29年8月期 第一級及び第二級アマチュア無線技士国家試験受験状況(PDF形式/キューシーキュー企画)
・キューシーキュー企画

 

 

 

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