2017年11月2日、総務省は2017年9月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると2017年8月末のデータから“146局”減少して43万1,734局となった。1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から“ピーク後最低局数”を更新し続けている状態だ。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、9月末の時点で2,266局が免許登録(2017年8月末時点は2,411局が免許登録)している。この間に145局が廃局となったと思われる。

2013年4月末から2017年9月末までのアマチュア局数の推移。2017年8月末から9月末の局数でみると、1か月の間に“146局”減少している。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から“ピーク後最低局数”を更新中だ
●2017年9月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 122,583局(122,544局)
・2エリア(東海管内): 57,678局(57,684局)
・3エリア(近畿管内): 51,931局(51,942局)
・4アリア(中国管内): 27,203局(27,288局)
・5エリア(四国管内): 19,676局(19,685局)
・6エリア(九州管内): 36,705局(36,769局)
・7エリア(東北管内): 45,374局(45,369局)
・8エリア(北海道管内):39,231局(39,215局)
・9エリア(北陸管内): 10,790局(10,813局)
・0エリア(信越管内): 18,108局(18,108局)
・6エリア(沖縄管内): 2,455局(2,463局)
※カッコ内の数字は2017年8月末の局数を表す
●2017年9月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳
・関東管内: 594局(630局)
・東海管内: 157局(173局)
・近畿管内: 114局(120局)
・中国管内: 139局(146局)
・四国管内: 37局(37局)
・九州管内: 334局(361局)
・東北管内: 476局(511局)
・北海道管内: 199局(209局)
・北陸管内: 54局(56局)
・信越管内: 139局(144局)
・沖縄管内: 23局(24局)
※カッコ内の数字は2017年8月末の局数を表す
●関連リンク:無線局統計情報(総務省)
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