アイコム株式会社は2017年11月30日、同社のHF/50MHz帯最高級モデルであるIC-7850/IC-7851の新ファームウェア、「Version 1.20」を同社サイト上に公開した。「本体のUSBポートに接続したリモートエンコーダー RC-28(別売)によるダイヤル動作」に対応したほか「デュアルスコープ表示時の送信メータ指示値を修正」「セットモードの変調入力コネクター設定項目にMICコネクターとUSBポートを選択する設定の追加」と、その他の機能改善が図られている。
アイコムのフラッグシップ機、IC-7850/IC-7851の新ファームウェア公開は、2016年6月29日のVersion 1.12以来17か月ぶりとなる。主な変更点は下記の通り。
●IC-7850/IC-7851の新ファーム(Version 1.20)
おもな変更点:
・デュアルスコープ表示時の送信メータ指示値を修正
・セットモード “ACC SET”の変調入力コネクター設定項目(DATA OFF MOD、DATA1 MOD、DATA2 MOD、DATA3 MOD) に[MIC]コネクターと[USB]ポートを選択する設定「MIC,USB」を追加
・本体のUSBポートに接続したリモートエンコーダー RC-28(別売品)によるダイヤル動作に対応
・その他の機能改善
なお上記の変更に伴い、リモートコントロールソフトウェア「RS-BA1」も変調入力設定を追加したバージョンであるVersion 1.95が公開になっている。
IC-7850/IC-7851のファームアップは、SDカードまたはUSBメモリーを使用して行うことができる。詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-7850/IC-7851(アイコム)
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