先週の記事ランキングで最も関心を集めたのは、総務省が「電波法施行規則等の一部を改正する省令案等」を9月29日に公表し、10月30日まで意見募集を行った結果と、電波監理審議会からの答申に関するニュースだった。この中には、「無線局免許証票の廃止」「無線局免許状の掲示義務の廃止」「社団アマチュア局の理事・定款変更の関連」「無線局免許(再免許)申請書の様式変更」「固定局の設置場所変更で、変更検査を省略できる無線設備の要件改定」「FD(フロッピーディスク)申請の廃止」などアマチュア無線に関連する項目が盛り込まれている。それに対して、JARLやJARDなどが意見を提出していることが判明した。
2位は、アマチュア無線界で唯一の月刊誌、「CQ ham radio」2018年1月号に関する記事。今号には特別付録として「ハム手帳2018」が付く。特集は話題ジャンルの最新事情「2018年のアマチュア無線」で、2018年のHF帯電波伝搬、3Y0Z ブーベ島DXペディション迫る、話題のデジタルモード“FT8”への誘い、2018年の「BCLの楽しみ方」など盛りだくさんな内容となっている。また、新しい年を迎えたことから、新連載として「FIELD GEARS」「RADIOワンダラー」「無線機メインテナンスのノウハウ」「受信機で遊ぼう」「CQ ham radio 2018カレンダー送信管解説」「 JLRSのアクティブHamライフ」「お手軽に楽しむAM通信」「小型アンテナで楽しもう!」「Let’s Enjoy C4FM & WIRES」というラインアップ9本がスタート! 恒例の「2018年 お年玉モニター募集」もある。価格は990円(税込)。
3位は、株式会社エーオーアールが今年のハムフェア2017会場で初お披露目した、10種類のデジタル通信に対応するハンディタイプの広帯域受信機「AR-DV10」の発売を“諸事情から延期する”と同社のWebサイトで発表した情報がランクイン。100kHz~1300MHzをカバーし、FM/AM/SAM/SSB/CWのほか10種類のデジタル通信(D-CR/APCO P-25(Phase 1+2)/DMR/Mototrbo/dPMR/NXDN/TETRA/D-STAR/八重洲無線C4FM/アルインコEJ47)に対応。さまざまなデジタル無線を自動で判断する「デジタルオートモード(DALL)」を搭載し、IPX5対応の防水性能を搭載すると告知され、発売開始時期は「2017年内」というハイスペックな仕様がアナウンスされていたため、発売を待ちわびていた受信マニアも少なくなかった。新しい発売時期および価格は決定次第発表するとしている。
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1)<無線局免許証票廃止に関する意見は6件>総務省、「電波法施行規則等の一部を改正する省令案等に係る意見募集」の結果と電波監理審議会からの答申を公表
2)<特集は「2018年のアマチュア無線」、別冊付録「ハム手帳2018」つき!!>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2018年1月号を刊行
3)<10種類のデジタル通信に対応>エーオーアール、ハンディタイプの広帯域受信機「AR-DV10」の“発売延期”を発表
4)<国会議員が2名出席、アマチュア無線関係者が多数集合>JARL、年末恒例の「アイボールミーティング」を開催
5)<上部約45cm、下部約25cmに分割可能>第一電波工業、144/430MHz帯ハンディアンテナ「SRH770S」を新発売!!
6)【追記:交信成功!!】<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、12月11日 20時06分から愛媛県西予市立城川小学校の児童(8J5SS)と交信!!
7)<「いい加減にしてくれ」の声も…>続出する「ありえない激安価格」の無線機通販サイト、今度は長野県の無線ショップのデータを盗用か
8)<無線局免許証票の廃止、無線局免許状の掲示義務廃止、免許申請書の様式変更など>総務省、「電波法施行規則等の一部を改正する省令案等」に対する意見募集を開始
9)<2018年スケジュール続々判明>申込書書式変更に注意! 日本で受験できる、米国アマチュア無線の資格試験
10)読売新聞、YOMIURI ONLINEで「世界1万局よみうりアワード」「全日本1万局よみうりアワード」の受賞者2人を紹介
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