愛媛県八幡浜市の株式会社アイシーランド コンピュータ ルーム ぶん(代表 JA5FNX 田村文史郎氏)は新ブランド「ハム部 BunProducts」をスタートさせた。その第一弾商品としてクリエート・デザイン社製のチャンネルカップラを使用するアンテナを、無線機の周波数に自動で追従させSWRが最小となるチャンネルへ切り替える「CAAC599」を開発し、12月1日から発売を開始した。完成品の価格は49,599円(税、送料別)。
同社の発表とWebサイトの掲載内容から抜粋して紹介しよう。
『CAAC599はクリエート・デザイン社製チャンネルカップラを使用するアンテナの専用コントローラと交換するだけで、全自動で無線機の周波数に追従してSWR最小チャンネルへ自動切り替えを行うコントローラです。
また、周波数を任意数の周波数帯(最小単位はHz)で指定した、1回路6接点中の1接点をオンオフの指定をすることができ、バンド情報接点として利用することができます。
アンテナ接続同時使用最大台数+バンド情報出力台数合わせて4台まで設定できます。以上の機能に合わせてオプション接点として1回路1接点(リレー式の場合は1回路2接点、キット版は3回路2接点)を使用することができます』
★CAAC599の仕様
●CAAC599コントローラユニットとパソコンとのインターフェース
USB2.0/1ポート
●コントローラユニットBun CAAC599 MEGA BOARD(Arduino MEGAボード + Bun MEGA sketch)供給電源
・供給電圧:USB供給または外部電源としてAC-DCアダプターかバッテリーが使用できます。アダプターは中心電極が+で、径2.1㎜のプラグのものが使用できます。2.1㎜のプラグ供給の場合、入力電圧(推奨)7~12V、入力電圧(限界)6~20Vです。
・消費電流:約120mA、通常はUSB電源供給の場合電源供給のないパッシブUSBでも使用できますが、一部パソコンではパワードハブまたは外部電源が必要です。
●スイッチングユニット(フォトモス版)供給電源
・供給電圧:コントローラユニットから供給、フォトモス版のスイッチングデバイスはTLP222A-2を使用しています。ディレーティングを考慮してスイッチングできる電圧電流は最大25V250mAです。
●スイッチングユニット(リレー版)供給電源
・供給電圧:5V、接続端子 USBマイクロ、消費電流 約200mA
●クリエート・デザイン社製チャンネルカップラ用 供給電源
・供給電圧:12V、消費電流 約100mA
●アンテナ接続同時使用最大台数+バンド情報出力台数
合わせて4台
●無線機接続同時使用台数
2台
●アンテナチャンネル切り替え接点数
1台あたり1回路6接点
●バンド情報出力
1台あたり1回路6接点
●オプション機器切り替え接点数
1回路1接点(リレー式の場合は1回路2接点、キット版は3回路2接点)
●対応しているクリエート・デザイン社製のアンテナ
・CD160
・330V-1、330V-1A
・730V-1W、730V-1AW、730-2W、730-2AW
・CD78、CD78jr、CD78L
・CL40B-5、CL40DX、CY402
●無線機とのインターフェース
Omni-Rig (A COM component for transceiver/receiver CAT control)を通して行います。
●発売価格
・CAAC599完成品 2ch版:49,599円+消費税+送料
コントローラユニット2chフォトモスリレー使用版完成品、USBケーブル、9Pケーブル×2、CAAC599 Windows版アプリ(ダウンロード)、CAAC599説明書Web参照
・CAAC599リレー式2ch主要パーツキット版:39,599円+消費税+送料
コントローラユニットBun CAAC599 MEGA BOARD(Arduino MEGAボード+Bun MEGA sketch)、リレーボード×2、USBマイクロ端子ボード、配線用Dupontコネクタケーブル、CAAC599 Windows版アプリ(ダウンロード)、CAAC599説明書Web参照
※当キットを組み立てるためにはハンダ付けは必要ありません。部品を並べてDupontコネクタケーブルで部品同士を繋げば動作するようにできています。部品は木の板(本来の意味のブレッドボードです)の上に並べても十分ですし金属ケースに収納してもOKです。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・CAAC599発売開始(ぶんProducts)
・ぶんProducts
●いったん広告です: