株式会社JVCケンウッドは2017年12月18日、同社が2008年まで販売していたHF/50MHz帯リニアアンプ「TL-933」の修理対応を、保守部品の調達・修理が困難な状況になったとして2017年12月15日の受付分で終了したことを発表した。
JVCケンウッドのTL-933はHF/50MHz帯の1kWリニアアンプで、2001年8月から2008年6月まで販売された。販売台数は2006年6月の時点で「81台」と公表されている。
同リニアアンプはJRC(日本無線)「JRL-3000F」のOEMと言われ、両者はロゴマークなどを除くと同じデザインになっている。JRCはJRL-3000Fの修理対応を2017年12月15日受付分で終了しており、JVCケンウッドもTL-933の修理対応を同日で終了することを2016年2月23日に公表し、ユーザーへの周知に努めていた(こちらの記事参照)。
今回のJVCケンウッドの発表から抜粋して紹介しよう。
★リニアアンプTL-933の修理対応終了について(JVCケンウッド)
弊社が2001年8月から2008年6月まで販売しておりましたHF/50MHz 1kWリニアアンプ TL-933は、販売終了後長期間が経過し、保守部品の調達・修理が困難な状況となりました。
そのため、誠に勝手ではございますが、かねてよりご案内しておりましたとおり、2017年12月15日をもちましてTL-933の修理受付(調整・点検等も含む)を終了させていただきました。
皆様のご愛顧に対し改めて厚く御礼申し上げますとともに、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
●関連リンク:
・リニアアンプTL-933の修理対応終了について(JVCケンウッド)
・TL-933 生産完了商品(JVCケンウッド 商品情報)
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