先週のアクセスランキングで1位となったのは、鹿児島上空を飛行する航空機のパイロットから「航空無線に雑音が入る」との連絡を受けた国土交通省大阪航空局鹿児島空港事務所の申告により、中国総合通信局が調査を行い、山口県周南市の運送会社が設置している無線設備から漏れている電波が原因と特定。航空無線への妨害は解消するとともに、航空無線に妨害を与えていた運送会社と無線局の管理者である無線従事者に対し、電波法第56条違反で厳重注意を行ったことを公表したニュースだった。
2位は、日本における2018年1月27日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」だった。1エリア（関東管内）、2エリア（東海管内）、9エリア（北陸管内）の各総合通信局から更新情報が発表された。とくに1エリアでは、このタイミングで免許切れで失効し未割り当て状態となっているコールサイン「JJ1JJJ」が再発給されたかが話題となりアクセスを伸ばしたようだ。その後、日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報が、コールサインなどから検索できることで知られる総務省のデータベース「無線局等情報検索」が2018年1月29日に更新されたが、これは「2017年（平成30年）1月6日現在」のデータなので、「JJ1JJJ」が再発給されたか判明するのは2月下旬に更新されるデータとなる。
続く3位は、特別な資格が不要で無線が楽しめる“ライセンスフリー無線”。その新機種として、八重洲無線株式会社から超小型で超軽量のボディ（47W×80H×22Dmm、本体のみ83/85g）に、IP67の防塵・防水性能で雨天や粉塵の舞うような厳しい環境でも安心して使用できる抜群の耐久性に基本性能を兼ね備えた特定小電力ハンディ機の「FTH-314」と、同一仕様でロングアンテナタイプの「FTH-314L」が発表された。ユニークなのは、オプションでホイップアンテナの根元に装着できる5色のカラーリングが用意されていることだろう（各色とも12個入り税別1,200円）。個人やチームの識別に利用できるほか、好きなカラーバンドを複数取り付けて個性を出すこともできるという。税別標準価格はいずれも19,800円。発売は2月上旬を予定している。
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1）＜鹿児島上空のパイロットから連絡＞中国総合通信局、航空無線に妨害を与えた山口県周南市の運送会社と無線局の管理者に対し行政指導
2）未割り当ての「JJ1JJJ」は再発給されたか!? 関東、東海、北陸の3エリアで発給進む－－－－2018年1月27日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況
3）＜超小型ボディに優れた耐久性と基本性能＞八重洲無線、特定小電力ハンディ機「FTH-314/FTH-314L」を発表
4）＜3・4アマの試験会場は3か所の削減＞日本無線協会が発表！ 2018年度の各級アマチュア無線技士国家試験スケジュール
5）＜IC-7610の“RMDR特性”を解説＞「月刊FBニュース」2018年2月1日号きょう公開
6）＜2018年1月25日をもって58次隊による運用終了＞南極・昭和基地JARL局「8J1RL」2,000QSO、南極観測60周年記念局「8J60JARE」2,689QSO
7）＜積極的なJA向けサービスに期待！JA各局から550万円の寄付集まる＞ブーベ島「3Y0Z」DXペディション、「JAサポートチームからのお願い」公開
8）【追記：1月25日公式ブログに最後のメッセージを掲載】＜「お別れは無しにさせてください」と連載記事で心境を語る＞松田百香さん（JI1NYO）、昨年末で芸能界を引退
9）＜無免許でアマチュア無線を運用＞関東総合通信局、電波法違反で48日間の無線従事者の従事停止処分を実施
10）＜岐阜新聞などが記事掲載＞岐阜県各務原市立那加中学校、「ARISSスクールコンタクト」に成功!!
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