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<デジタル文字通信「JT65」「FT8」などが簡単に扱える>アマチュア無線用インターフェースの新モデル「digiaid」頒布開始

中茂睦裕氏(JG5CBR)が開発し、昨年の夏ごろからアマチュア無線のイベント会場などで限定的に頒布していたアマチュア無線用インターフェースの最新モデル「digiaid」。このほど、同氏のWebサイトで完成品の頒布を開始した。最大の特長は、流行中の「JT65」や「FT8」といったデジタル文字通信を簡単に扱えるようにしたことだ。面倒な仮想COMポートドライバをインストールする必要がないほか、内蔵されたUSBシリアル変換器により、PTT、FSK、CW-Keyの各信号をCOMポート経由で制御でき、多くのデジタルモードやCWを運用するためのソフトウェア(WSJT-X、JT65-HF、MMTTY、CTESTWINなど)に対応する点も注目される。

 

Webサイトで頒布(完成品)を開始した「digiaid」。外形サイズはW65×D50×H22mm(突起物は除く)、本体にUSBケーブルとAudioケーブルを付属して頒布価格は8,800円

 

 

 JT65やFT8などのデジタルモード用ソフトウェアで、簡単に取り扱えるようにしたアマチュア無線用インターフェース「digiaid」の完成品の頒布が中茂氏のWebサイトで始まった。

 

 中茂睦裕氏(JG5CBR)は、これまでにUSBポート接続型アマチュア無線用インターフェース「USBIF4CW」や「USBIF4CW Gen.3」を開発し、同様に頒布を行っているが、これらはデジタルモードの運用できるものの、非対応ソフトウェアでは仮想COMポートドライバのインストールが必要だった。

 

 今回リリースした「digiaid」は、面倒な仮想COMポートドライバのインストール作業を行わずに使用できるほか(Windows 7以降であればOS標準のドライバが自動インストールされる)、USBシリアル変換器を内蔵しているため、PTT、FSK、CW-Keyの各信号をCOMポート経由で制御する多くのデジタルモードやCWを運用するためのソフトウェア(WSJT-X、JT65-HF、MMTTY、CTESTWINなど)に対応している点が注目される。

 

 

「digiaid」の各部名称と接続イメージ(同Webサイトから)

 

 

 

●「digiaid完成品」頒布内容

 

 

・頒布価格は8,800円です。

 

・完成品のみの頒布です。現在頒布中の最新版はUSBシリアル変換チップにFT231Xを搭載しています。digiaidには、USBケーブル1本とAudioケーブル1本が付属します。ご利用の環境に合わせてケーブルの仕様をご指定ください。

 

・USBケーブル(付属)はPCのUSBIF4CWのUSB端子とPCのUSB端子の間で制御信号の授受・digiaidへの電源供給のために使用します。指定がない場合は長さ1.8mのものが付属します。

 

・Audioケーブル(付属)はdigiaidのAudio端子(ミニステレオジャック)とPCのスピーカー・マイク端子を接続してオーディオ信号をやり取りするために使用します。PC側のプラグ形状とケーブルの長さをご指定いただけます。指定がない場合は3極個別・長さ1.0mで製作します。

 

 

 

 詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。

 

 

 

●関連リンク:
・digiaidについて 
・digiaid (digiaid-a)

 

 

 

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