八重洲無線株式会社は2018年3月12日、C4FMデジタルモードとアナログFMモードを搭載した144/430MHz帯(バンド切り替え式)のモービル機「FTM-7250D(50Wモデル)」「FTM-7250DS(20Wモデル)」を発表した。フロントパネルに大音量(3W)で高音質のフロントスピーカーを搭載、FACC冷却システムにより安定したハイパワー出力が得られるという。発売開始は2018年4月予定、希望小売価格(税抜)はFTM-7250Dが49,800円、FTM-7250DSが47,800円。
八重洲無線の発表資料から抜粋し、FTM-7250Dの概要を紹介しよう。
★C4FM/FM 144/430MHzデュアルバンドデジタルモービルトランシーバー
FTM-7250D(50Wタイプ)希望小売価格(税抜)49,800円
FTM-7250DS(20Wタイプ)希望小売価格(税抜)47,800円
<主な特徴>
●C4FMデジタルとアナログFMの両通信モードに対応
●C4FMデジタルによる高音質通信
●AMS(Automatic Mode Select):通信モード自動選択機能によるFMフレンドリーデジタル
●DG-ID(デジタルグループID)機能/DG-IDメモリー機能(最大10セット)による簡単グループオペレーション
●DG-IDに連動しメンバーが通信範囲内にいるかどうかを自動的にチェックしてお知らせするグループモニター機能
●FACC冷却システムによる安定した50Wハイパワー出力と高品位通信(144MHz帯/430MHz帯)
※FACC:Funnel Air-Convection Conductor (FTM-7250D 50Wモデル)
●3W大音量・高音質フロントスピーカー内蔵
●高輝度マルチカラーモード/ステータスインジケータによる現在の通信モードと状態表示
●108~579.995MHzまでの広帯域受信に対応
●225のメモリーチャンネル搭載(英数最大8文字のメモリータグ設定が可能)
●多彩なスキャン機能:VFOスキャン、メモリースキャン、プログラマブルメモリースキャン(PMS)、デュアルレシーブ
●トーンスケルチ(CTCSS)、DCS機能など多彩な個別呼出機能
●高音質のアマチュア無線イン夕ーネット通信「WIRES-X」に対応
※WIRES-Xノード局としての運用はできません
●パソコンと接続できるDATA(miniUSB)端子を装備
<主な仕様>
・送信周波数範囲:144~146MHz、430~440MHz
・受信周波数範囲:108~579.995MHz
・受信方式:ダブルコンバージョン スーパーへテロダイン方式
・電波型式:F2D、F3E、F7W
・送信出力:FTM-7250D 50W/25W/5W、FTM-7250DS 20W/10W/1W
・外形寸法:155W×42H×145.5Dmm(突起物およびファンを除く)
・重量:約1.3kg
<標準付属品>
・DTMFマイクロホン MH-48A6JA
・モービルブラケット
・USBケーブル
・DC電源ケーブル
・取扱説明書
・保証書
<オプション>いずれも税抜、希望小売価格
・MH-42C6J:マイクロホン(5,100円)
・MH-48A6JA:DTMF付マイクロホン(6,500円)
・MLS-100:大音量外部スピーカー(5,650円)
【追記 3月27日】八重洲無線は公式WebサイトにFTM-7250D/DSの商品情報を掲載した。詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:FTM-7250D/FTM-7250DS商品情報ページ(八重洲無線)
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