先週のアクセスランキングで注目度No.1となったのは、アイコム株式会社がデジタル波対応の広帯域ハンディレシーバー「IC-R30」を3月末から発売することを発表したニュースだった。昨年の「ハムフェア2018」会場で試作機が公開されたが、受信対応するデジタル波の詳細などは明かされておらず期待が膨らんでいた。今回、0.1～3304.999MHzをカバーし、AM/FM/WFM/SSB/CWのほかデジタル波（D-STAR/APCO P25 Phase 1/NXDN/dPMR/国内DCR）の受信に対応することが判明。さらにデジタル波を含む2波同時受信/2波同時録音も行えるほか、GPS機能も搭載している。さらに3月29日には、同社公式サイト内にIC-R30の製品情報が掲載され、「取扱説明書」や「カタログ」もPDF形式でダウンロードできるようになった。
アイコムの新製品「IC-R30」
続く2位は、国際アマチュア無線連合（IARU）第1地域のモニタリングシステムにより、中国の超水平線レーダー（OTHレーダー）施設の1つがアマチュア無線の7MHz帯に干渉を引き起こしていると報告しているというARRLニュース。歓迎されないさまざまな“アマチュアバンドの侵入者”についてリポートしている。アマチュアバンドの侵入者のトップ5には、7039.3kHzでモールス信号の「K」または「T」のいずれかを送信する「単一文字ビーコン」が含まれている。発信源は、ロシア太平洋沿いのペトロパブロフスク・カムチャツキーと考えられているとのことだ。さらに7193kHzでは、ロシアのカリーニングラードから発射されている暗号化されたF1Bモード（FSK、50bps）の信号が確認できるという。
3位は「＜謎のハンディ機はIC-3Nか!?＞関西テレビ放送、“過去と繋がる無線機”が活躍する刑事ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』を4月10日（火）から放送!!」。4月10日（火）よりカンテレ・フジテレビ系列で刑事ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」が放送される。坂口健太郎が演じる主人公の警察官が“廃棄処分されるはずだった無線機から聞こえてくる、過去を生きている刑事の声を頼りに、未解決事件を解き明かしていく”という設定なのだが、予告映像を見ると“過去と繋がる謎の無線機”はアイコムの「IC-3N」を改造（大きなVUメーターがシュール!?）したもののようにも見えることから無線家の間で話題となっている。
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1）【追記：製品情報ページも公開】＜2波同時受信/同時録音に対応、GPS機能も搭載＞アイコム、デジタル波対応の広帯域ハンディレシーバー「IC-R30」を3月末から発売開始!!
2）＜IARU第1地域のリポート＞中国のOTHレーダーだけでない、アマチュアバンドの侵入者
3）＜謎のハンディ機はIC-3Nか!?＞関西テレビ放送、“過去と繋がる無線機”が活躍する刑事ドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」を4月10日（火）から放送!!
4）＜3月11日開催、約2,000名が集まった＞「東北復興アマチュア無線フェスティバル」の写真101枚を大公開!!
5）【追記：「AR-DV10」レビュー動画】＜デジタル波が聞こえるハンディ受信機「AR-DV10」最速レビュー掲載!!＞三才ブックス、「おもしろ無線受信ガイド ver.19」を刊行
6）＜10種類のデジタル通信に対応＞エーオーアール、ハンディタイプの広帯域受信機「AR-DV10」の“発売延期”を発表
7）関東、東海、北陸で更新。1エリアの社団局プリフィックスが「JQ1」から「JS1」へ移行－－－－2018年3月24日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況
8）＜音信不通だったあの局のコールサインが見つかるかも!?＞昨年より39局少ない！DX局、SWLを含め 7,432局分、「2018（第71回）QSOパーティ ログ提出局一覧」発表
9）＜賑やかで楽しいブースを訪問♪＞3月4日開催「第17回 西日本ハムフェア」の会場写真
10）＜免許を受けずにアマチュア局を開設＞近畿総合通信局、女性2名に対し無線従事者（第二級海上特殊無線技士、第三級海上特殊無線技士、第四級アマチュア無線技士）の従事停止処分
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