先週のアクセスランキングで1位となったのは、AC100Vが取り出せる本格的な移動運用を楽しむアマチュア無線家に人気のポータブル発電機。その新製品が、本田技研工業株式会社から発売されたというニュース。すでに同社が発売している正弦波インバーター搭載の発電機「EU16i」は、累計生産台数250万台以上を誇る定番モデルだが、携帯性はそのままに121cc大排気量エンジンの搭載によりパワフルな起動電力で定格出力を“1.8kVA”に向上させた新製品「EU18i」がこのほど登場した。これからの移動運用シーズンに活躍するアイテムになること間違いないだろう。希望小売価格は208,000円(税別)。
続く2位は、株式会社エーオーアールが昨年の「ハムフェア2017」会場で初お披露目した、10種類のデジタル通信に対応するハンディタイプの広帯域受信機「AR-DV10」の発売を伝える記事。話題性の高い受信機の登場で当初は2017年内の発売開始とアナウンスされていたものの、昨年11月に「諸事情から発売を延期。新しい発売時期および価格は決定次第発表される」と告知され、新たな情報が待たれていたところ、3月末に同社が各ショップへ「4月中旬に出荷開始の予定」とのアナウンスを始めたとの情報をキャッチ。その後4月13日にはエーオーアールのWebサイトにAR-DV10の製品情報ページが開設され、4月20日に待望の出荷開始となることが判明。サイトからはPDF版カタログのダウンロードも可能になり(2018年4月14日記事)、大きな反響を呼んだ。税別定価は128,000円。
3位は、株式会社JVCケンウッドから発売される、351MHz帯を使用したハンディタイプのデジタル簡易無線機(登録局)、“HyperDemitoss(ハイパーデミトス)”シリーズの新ラインアップとして「TPZ-D510」の情報。同機は胸ポケットに入るサイズで、重量約160gの小型・軽量ボディが特徴。レジャーでのコミュニケーションなど、プライベート使用から大規模商業施設の業務連絡用途まで、幅広く対応するとしている。アンテナは取り外しできない固定式。最大送信出力は2Wで、通常交信用の30chのほかに上空でも利用可能な5ch(送信出力は1Wに自動低減)にも対応している。価格はオープンプライス、発売開始は5月中旬の予定。JVCケンウッドからのライセンスフリー無線機の発売に、“フリラー(ライセンスフリー無線愛好家)”を中心に注目が集まった。
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1)<ハムに人気の発電機が“定格1.8kVA”にパワーアップ!!>ホンダ、正弦波インバーター搭載の発電機「EU18i」を新発売
2)【追記:いよいよ4月中旬に出荷開始予定、税別定価は128,000円】<10種類のデジタル通信に対応>エーオーアール、ハンディタイプの広帯域受信機「AR-DV10」の“発売延期”を発表
3)<約160gの軽量ボディ、アンテナ固定式で2W出力>JVCケンウッド、351MHz帯デジタル簡易無線機(登録局)「TPZ-D510」を新発売!!
4)<“ピーク後最低局数”の減少止まらず>総務省が2018年2月末のアマチュア局数を公表、前月より725局少ない42万8,242局
5)<特集は「集合住宅でアマチュア無線」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2018年5月号を刊行
6)<コールサインは「8J1MITO/6」>FMぱるるんAMC、4月10日(火)~11日(水)に沖縄県宮古島市を訪問しD-STARレピータでQRV
7)<第一管区海上保安本部からの通報で発覚>北海道総合通信局、船舶にアマチュア無線機を設置した4アマに対し28日間の行政処分
8)<関東総合通信局、48日間の無線従事者の従事停止>免許を取得せずアマチュア局を開設していた栃木市在住の男を行政処分
9)<“5.6GHz帯のみ免許”のアマチュア無線局は1,200局以上>JARD、「ドローン(FPV)の免許・増設に係る手続参考資料」を公開!!
10)<若手ハムがスーパーコンテストシャックから参戦>YOTA-JAPANコンテストプログラム、「2018 WPX Contest SSB」の様子を動画で公開
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