総務省は2018年6月1日、福岡県筑紫郡那珂川町が市制施行し今年10月1日(月)から「那珂川市(なかがわし)」となることを官報で告示した。新市誕生は2016年10月の宮城県富谷市以来2年ぶりで、これによりJCCアワードルール上の現存市数は「815」になる。同市の誕生に伴い福岡県筑紫郡(JCGナンバー:40010)は9月30日(日)いっぱいで消滅し、現存する郡数は1つ減って「379」となる見込みだ。
那珂川町は福岡県の中西部に位置する。西側と北側は福岡市に接し、南側は佐賀県に接している。面積は74.95平方キロメートル、2015年の国勢調査で人口が5万人を突破し、2018年4月1日の推計人口は50,081人。町内には山陽新幹線の博多総合車両所があり、JR博多南線の「博多南」駅が同町に隣接している。
福岡県那珂川町の位置
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は今回の官報告示を受け、同市のJARL制定市番号(JCCナンバー)を「4037」にすると発表した。また那珂川町が属する福岡県筑紫郡(JCGナンバー:40010)は他に現存町村がないことから2018年9月30日いっぱいで消滅する。
なお今年の「全市全郡コンテスト」は那珂川市の市制施行後、初めての週末となる10月6日(土)~7日(日)に行われる。同市からの運用に注目が集まりそうだ。
●関連リンク:
・那珂川町は市になります(福岡県那珂川町)
・新市情報 福岡県那珂川市の誕生、筑紫郡の消滅(JARL Web)
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