先週、もっとも関心が高かった記事は、「【訃報】JA1AN 原 昌三氏(JARL元会長、JARD名誉会長)」だった。1970(昭和45)年から2012(平成24)年まで42年間、日本アマチュア無線連盟(JARL)の会長を務め、また1991(平成3)年からは日本アマチュア無線振興協会(JARD)の初代会長を23年間務めるなど、長きにわたりアマチュア無線の普及・発展に貢献した原 昌三氏(JA1AN)が、2018年6月9日(土)朝に逝去された…というニュースを速報。情報はARRL NEWSなどにも転電された。
2位は、月刊誌「CQ ham radio」の最新刊、2018年7月号に関する情報。特集は「ジャンル別アンテナの選び方」、別冊付録として「ビギナー&カムバック・ハムのためのアマチュア無線Q&A」が付く。ファースト・インプレッションやユーザー・レポートなど盛りだくさんな内容で価格は970円(税込)。続く3位には、先々週1位だったテレビ朝日系列「所&林修のポツンと一軒家」の6月3日(日)放送で、大型タワー6基が山の上にそびえ立つハム歴54年の無線家シャックが登場した記事。放送前から番組予告ページに掲載された“山頂に立つ複数のアンテナタワー”が無線家の間で話題となり、放送が始まるやいなや番組を見ながらツイッターなどつぶやく無線家が非常に多かった。
4位は、総務省総合通信基盤局が、市販されているFMトランスミッター、トランシーバー、ワイヤレスカメラなど、発射する電波が電波法に定める著しく微弱の基準内にあるとして市場で販売されている無線設備を購入し、電波の強さの測定を行う「無線設備試買テスト」を定期的に実施しているが、6月15日にその結果を「平成29年度無線設備試買テストの結果概要」としてまとめ、公表したニュース。140機種を1機種につき2台ずつ測定。電波法に定める「著しく微弱」の許容値を超えることが明らかになった無線設備が126機種、90%にのぼる。著しく微弱の基準内であれば無線局の免許は必要ないが、許容値を超えている場合は無線局の免許が必要となる。
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1)【訃報】JA1AN 原 昌三氏(JARL元会長、JARD名誉会長)
2)<テレビ朝日系列「所&林修のポツンと一軒家」>ハム歴54年!! 大型タワー6基が山の上にそびえ立つ無線家のシャックが登場
3)<特集は「ジャンル別アンテナの選び方」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2018年7月号を刊行
4)<市場から購入した140機種中、126機種が基準超え!>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「平成29年度無線設備試買テスト結果」を公表
5)<警視庁生活安全部保安課ほか5警察署と共同取り締まり>関東総合通信局、東京都江東区の国道357号線で一挙5名を告発!
6)<「電子事業部(大阪本社)で働きませんか?」>アルインコ、無線機設計・デジタル信号処理技術者・無線機修理の経験者を募集!!
7)<異常伝搬で入感した海外局のデータを集大成>JVUDXC、「TV-FM 受信ガイド 2018」をPDFで無料公開中
8)<懐かしの6m AM送信機「新RS-501」の製作記事ほか>電波新聞社が季刊誌「電子工作マガジン」2018年夏号を刊行
7)<庭に4段式クランクアップタワーと多数のアンテナを確認>千葉県松戸市の中古住宅(3,380万円)、“アンテナ設置用土台等の設備付でお引渡し可能”が話題に!
8)九州総合通信局、放送業務用無線局へのインターネットで購入した外国規格の無線機による電波障害を排除
9)<「いい加減にしてくれ」の声も…>続出する「ありえない激安価格」の無線機通販サイト、今度は長野県の無線ショップのデータを盗用か
10)<アマチュア無線機や不法CB無線機を不法に設置>東海総合通信局、静岡県藤枝市・国道1号線でトラック運転手3名を摘発
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