7月6日、アイコム株式会社は同社のアマチュア無線機(一部モデル)を遠隔操作できるコントロールソフトウェアの新製品「RS-BA1 Version 2」を発売することを発表した。本ソフトの大きな特長は、旧製品である「RS-BA1」のシングルモードに加え、新たにデュアルモードに対応し、2波同時受信が可能となったことだ。メインとサブの両方の周波数を制御できるほか、両バンド同時にスペクトラムスコープ表示できる。なお、旧製品「RS-BA1」からのアップグレードには対応していない。価格は8,500円+税で、発売は2018年7月下旬から。
アイコムは以前から、フラグシップ機であるIC-7851をはじめとする同社のアマチュア無線機を、インターネット(IP接続)によりパソコンで遠隔操作できるコントロールソフトウェア「RS-BA1」を販売してきたが、さらに多彩な機能を搭載した新バージョンとして、「RS-BA1 Version 2」を2018年7月下旬から発売する。
新製品は、旧製品「RS-BA1」のシングルモードに加え、新たにデュアルモードに対応。2波同時受信や、メインとサブの両方の周波数を制御できるほか、両バンド同時にスペクトラムスコープを表示することもできる。
遠隔操作は「RS-BA1」でも対応していた混信除去機能、フィルター設定などのほか、新たにRIT・⊿TXの操作などにも対応し、多彩なコントロールを実現した。インターフェースでは、スムーズな周波数変更を実現する別売のリモートエンコーダー「RC-28」での操作に加え、新たにインジケーターに対するマウスクリックでの操作に対応。パネルの拡大表示モードを搭載し、さらに使いやすくなったとしている。
なお、新製品の「RS-BA1 Version 2」は、旧製品「RS-BA1」からのアップグレードには対応していない。新たにソフトウェアをご購入する必要がある。
★Pリモートコントロールソフトウェア「RS-BA1 Version 2」の主な特長
・LANやインターネット経由で、アマチュア無線機の遠隔操作や音声ハンドリングが可能。
・新たにデュアルモードに対応し、2波同時受信/2波同時スコープ表示が可能(※1)。
・混信除去やフィルターのほか、新たにRIT・⊿TXなどを加えた多彩なコントロールを実現。
・リモートエンコーダー RC-28(別売り)での操作にも対応。
・インジケーターのマウスクリック操作、パネルの拡大表示など充実のインターフェース。
※1:IC-7851、IC-7850、IC-7610が対応。
●関連リンク:
・デュアルモードに対応したアマチュア無線機用 IPリモートコントロールソフトウェア RS-BA1 Version2 を新発売(アイコム)
・アイコム株式会社
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