8月25日(土)と26日(日)の2日間、東京・江東区有明の東京ビッグサイト西館で開催される「アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2018)」。日本最大規模のアマチュア無線イベントとして全国各地はもとより、世界からも多くのハムが訪れる一大イベントだ。今回、ハムフェア2018開催に先立ち、東京都文京区の文京区民センターで出展者説明会とクラブブースのコマ割り抽選会が7月11日(水)に行われた。出展団体はクラブ枠が192団体、そのほかビジネスや後援・協賛団体、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)などを含めて合計229団体が参加する。
冒頭、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)会長の髙尾義則氏(JG1KTC)と、ハムフェア2018実行委員長である日野岳 充専務理事(JE1KAB)が挨拶に立ち、今年のハムフェアは昨年と違い、例年どおり東京ビッグサイト西展示棟2ホール(1階)で8月末に開催されるとの説明のほか、2020年に行われる東京オリンピック、パラリンピックの関連工事で、駐車場など使用の制限があり不便をおかけするとの案内があった。
髙尾義則JARL会長(JG1KTC)と日野岳 充JARL専務理事(JE1KAB)が挨拶
説明会では出展者向けの出展者証、搬入出許可証などが配布されたほか、ブース設置や電気設備、運営・警備など、担当業者からの説明が行われた。休憩をはさみ、クラブ出展者向けの出展ブースのコマ割り抽選会が実施され、抽選順にクラブ代表者が希望するブース番号を伝えていくという方式で滞りなく進められ終了した。
クラブブースのコマ割り抽選会では、あらかじめ受け付けでランダムに割り当てられた番号にそって順番に呼ばれ、代表者が希望のコマを事務局へ伝えていく
どこのコマを狙うか、クラブブースの代表者は頭を悩ませる。番号はあとのほうになると希望の枠はすでに埋まっている
なお、ビジネスブースでは、かつて月刊誌「Hamライフ」「ラジオの製作」や「マイコンBASICマガジン(通称「ベーマガ」)」を刊行していた「電波新聞社」が久しぶりに出展するほか、岐阜県岐阜市のアマチュア無線ショップ「CQオーム」が4コマの販売ブースを初出展する。
さらに自衛隊が「非常災害車両」を展示することが判明。どのような車両が展示されるのかなど、ハムフェア事務局に確認したが、詳細はまだ決まっていないとのことだった。
●説明会で配布されたハムフェア2018会場配置図(クラブブース枠は未記入)
※クリックするとPDF形式でダウンロードできます。
●関連リンク:
・ハムフェア-ハムフェア2018-(JARL Web)
・一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL Web)
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