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<きょう7月16日(月・祝)から予約受け付けを開始!!>ポラリスプレシジョン、新技適対応のCB機「Blackbird」の詳細情報をWebサイトに掲載

ポラリスプレシジョン合同会社は2018年7月16日(月・祝)、公式Webサイトを更新し、同社が開発中の新技適対応のCB機(市民ラジオ)「Blackbird(ブラックバード)」(税別18万円)に関する詳細情報と予約受け付けに関する情報を掲載した。WebサイトからはPDF版カタログのダウンロードも可能だ。

 

 

【追記:インディゴブルー限定50台は予定数に達したため受付終了】2018年7月16日(月・祝)16時30分

 

 先着50台の「Blackbird Launch Edition(インディゴブルー)」は、予定数の申し込みに達したため受け付けを終了した。なお、先着150台の「Blackbird Standard Edition」は引き続き受け付けを行っている。

 

 


 

 

 オーダー方法は、トップページの「Models」にある「Blackbird」の画像をクリックし、「All Polaris Models」の画面に表示される製品(先着50台の「Blackbird Launch Edition」、または先着150台の「Blackbird Standard Edition」)の画面をクリックすると、一番下に「オーダーフォームへ」のバナーが現れる。そしてオーダーフォームの画面最下部にある注文者のメールアドレスの項目を入力すると、同社から折り返しURLアドレス入りの案内メールが届き、注文者の氏名や住所などの情報が入力できる仕組みになっている。

 

 注文を完了した際に同社から届くメールによると、申し込み受付日から5日以内に代金+送料+消費税の合計額(196,020円)を、同社の指定口座に入金する必要があるという。5日間入金がなかった場合には、自動的にキャンセルになるので注意が必要だ。

 

 なお、出荷日から起算して1年以内に、正常な使用で発生した自然故障を保証の対象とする「Blackbirdチェックプログラム」に無料で申し込めるほか、保証期間を合計で3年間に延長できる「Blackbirdケアプラン」が用意されている。こちらのオーダーフォームは「Blackbird」の発送時にオープンとなる。

 

 今回更新されたWebサイトには、「ONE」という名称のアマチュア無線機(価格未定/年内発売予定)や、「ONE」と今回予約受け付けを開始した「Blackbird」のチルトスタンド(価格未定/2018年11月発売予定)の告知が載っているが、現時点で詳細は明らかにされていない。

 

アマチュア無線機「ONE」や専用チルトスタンドについての告知

 

 

 

 

※小さい画像はクリックすると拡大します。

 

ポラリスプレシジョンの「Blackbird」初回50台限定のインディゴブルー塗装版

 

 

 ポラリスプレシジョン合同会社は、株式会社サイエンテックスで新技適対応のCB機「SR-01」「JCBT-17A」の開発を行った吉澤氏が新たに立ち上げた会社だ。「Blackbird」はこれらのCB機の開発経験や合法CB無線ファンの声を生かした製品作りがなされ、試作機を初展示した「第23回関西アマチュア無線フェスティバル」の会場でも注目を集めた。

 

 7月16日に公開された「Blackbird」の情報から一部を抜粋して紹介しよう。

 

●LEDドットマトリクスディスプレイ搭載
 メインディスプレイには、高い信頼性、耐久性、視認性を備え、航空機のアビオニクスにも採用されているBroadcom製HCMS-3977を搭載。時として液晶にみられる「低温で反応が鈍る、高温で黒くなる、経年劣化で液漏れする」といったトラブルとは無縁で、常に安定した表示レスポンスが得られます。

 

LEDドットマトリクスディスプレイ搭載(写真:ブラック塗装のスタンダードエディション)

 

 

 

 

 

●直感的なレバー操作の2VFOシステム搭載
 高度なオペレーションも、簡単でスピーディに操作可能。
・スイッチレバーセンターポジション:VFO-A 送信可能周波数=市民ラジオ割当て8波
・スイッチレバー上側ポジション:VFO-B 26.000~28.999MHz 0.1kHzステップ連続カバー任意周波数
・スイッチレバー下側ポジション:(モーメンタリ。手を離すとセンターポジションに戻ります。)…VFO-A(CBチャンネルの周波数)をVFO-Bにコピー
・SPLSplitボタン:ON時はPTTに連動し、VFO-Bで受信/VFO-Aで送信
 交信中に周波数を直読しながら受信周波数だけ微調整したり、近隣周波数の無線局をワッチしてコンディションを把握するなど、自由自在な運用を実現します。

 

●精密な送信パワーコントロール50mW~500mW
 送信パワーは、右上FUNCダイヤルからのメニュー操作により、Min50mW~Max500mWの範囲を10mWステップで設定可能。もちろん、パワー設定中はmW値をメインディスプレイにデジタル表示。緻密にデジタル制御された送信部は、自動的に、設定どおりの精密なパワーコントロールと、すべてのパワー値において最適で深い変調レベルを実現。フルパワー500mW機も、8ch100mW機も、そしてこれまで誰も使ったことのない250mW機さえも、すべてこの1台で手に入ります。

 

●スマートなアンテナ機構
 アンテナの可動機構には、すべて、当社独自の設計で、無垢のアルミニウム(絶縁部分はABS樹脂)から1つずつ削り出し加工したパーツを使用。市販のパーツを追放し、完全にオリジナルな設計のもと、すべてのパーツを最適な形状に追及した結果、コンパクトで機能的かつスタイリッシュな機構を実現しています。
(1)アンテナ基部の丸型ピンを引き出すと、アンテナはフリーに回転。ロッドエレメントにストレスを掛けません。
(2)アンテナの角度は、
・ 0°収納状態。アンテナがフックにかかった状態。
・70°チルトスタンド(別売)を使用し、本体を20°傾斜させた場合、アンテナが垂直方向。
・90°本体を水平に置いた場合、アンテナが垂直方向。
の3種類でホールド可能。
(3)ピンから手を離し上記角度に合わせると、内蔵ばねの力でピンが復帰しホールドされるセミオートロック。

 

アンテナ機構にはセミオートロックを採用

 

●無線機専用の設計筐体
 専用設計の筐体により、安価な市販の汎用ケースでは不可能な高密度の内部部品配置とコンパクトな外形サイズを両立。また、ケース全体がアルミニウム製のため、長年の使用のうちに、一部の塗装が剥がれても、鉄のようにそこから腐食が進行する心配はありません。

 

●アクティブユーザーの声にお応えしたハイグレードな受信系

 

 

 他メーカー製の既存新技適CB機をお使いのユーザー様からの「もう少しここが改善されたらいいな」という声に、ポラリスは真剣に取り組み、コストよりも性能を最重視し完全に新設計の受信回路をBlackbirdに投入しました。

 

・ユーザー様の声①「ぎりぎりの微弱信号を受信時、もう少し感度が良くならないか」

 

 Blackbirdには、プリアンプを標準装備としました。プリアンプの入力部にはRF信号用トランスを配置してインピーダンス変換を行い、NoiseFigureが最小となるよう最適化されています。さらに、アクティブ素子のLMH6629は、RF帯で深い負帰還をかけて動作させるため、消費電力を抑えながらも数百mVオーダーの大振幅まで高い線形性があり、混変調が少ないという特長があります。
 また、プリアンプ利得とのバランスから、Blackbirdの1stミキサは、既存機のミキサよりも入力飽和レベルが約30dB高く、それ以降のステージも大振幅に耐えられるよう、受信機全体にわたり最適な部品選定とレベル設計になっています。
(解説:既存機では後段のミキサやADコンバータの飽和のおそれがあり、安易にプリアンプだけ追加して最適な受信ができるわけではありません)

 

 

・ユーザー様の声②「既存新技適機のAGCの反応は不自然に感じることがある。違法局などの強い信号があったとき、無音になることがある」

 

 Blackbirdは、全く新規の、きわめて強力なAGCシステムを備えています。BlackbirdのAGCループは、系統図にあるとおり、以下の2つの仕組みに支えられています。

(1)信号強度を検出する高性能クリスタルフィルタとログアンプの組み合わせは、これまで市民ラジオに無く、計測器のスペクトラムアナライザやプロ用無線機で一般的な方式で、高精度なレベル測定と理想的な過渡応答特性が得られます。

 

(2)信号レベルの調整に関しては、高度なデジタル信号処理により1stIFと2ndIFの各段のATTを適切に管理し、各段の飽和を防ぎながら、理想的な応答特性と自然な受信フィーリングを提供します。
(解説:既存機ではSi4735-D60内蔵のAGCが通信用としては全く使い物にならないことから、受信フィーリングが不自然となる場合があります。大信号入力時にはミキサ及びSi4735-D60のADC以降のステージが飽和して無音になる場合があります)

 

・ユーザー様の声③「フィルタ帯域の切替機能はDX交信にとても有用だ。だが、もっとナロー側の設定がほしい。あと、もっと細かく帯域調整ができたら良い」

 

 Blackbirdは、2種類のクリスタルフィルタ、連続可変2ndIFフィルタ、可変AF段LPFという贅沢な構成の回路と、卓越した制御ソフトウェアの協調により、キレが良く、自然な音質で、0.1kHzという細かいステップで、3kHzのワイドから1kHzの超狭帯域まで自由にフィルタの帯域幅を設定することが可能です。
(解説:既存機はSi4735-D60内蔵のフィルタだけに依存するため3種類以外のフィルタは不可能)

 

Blackbirdの受信IF~AF/制御部基板

スピーカは本体下部に配置

 

●半永久的・高信頼・静粛・高速なソリッドステート方式の送受切替
 既存のメーカー製新技適機は全て、切替にリレーを使用していますが、接点には寿命があります。メーカー製既存機のリレーの寿命は200,000回であり、1日あたり平均して100回送信(リレー切替200回)と仮定すると、1,000日つまり約3年分と計算されます。
 これに対し、Blackbirdの送受信切替には、最新のRF送受信切替専用PINダイオードSkyworks製SMP1322を採用。物理的な可動部や接点がないため、信頼性が高く、無音で動作し、切替回数は無限です。もちろん、最新デバイスを最適条件で動作させ、低損失かつ超低ひずみです。

 

●受信能力を支える高性能パーツ

 

 

 無線機の性能を決める重要な箇所には、コンパクトな筐体でありながら、大型でハイグレードの部品を凝縮しました。
 個人用でこれだけ大型でQの高いコイルの搭載は、これまで大型の高級アマチュア無線機に限られていました。
 また、ダウンコンバージョン動作で受信性能に高い評価を受けている優れたアマチュア無線機の高性能クリスタルフィルタが6ポールであることをみても、Blackbirdの8ポールクリスタルフィルタがいかにハイグレードな装備であるか、お分かりいただけることでしょう。

 

●新時代を象徴する高効率E級ファイナルとD級変調器

 

 

 BlackbirdのAM専用に最適化された送信部は、パンチの聞いた迫力ある変調と、新スプリアス基準を余裕でクリアするクリーンな電波の質を両立しています。
 過去の終段変調のAM送信機にみられるC級ファイナルやAB級変調器が「発熱するのが前提でいかにして放熱するか。」に注意を払っていたのに対して、BlackbirdのE級ファイナルとD級変調器は、「原理上そもそも発熱がごくわずか」という特長があります。設計思想とテクノロジの次元が過去の無線機とは全く異なります。

 

Blackbirdの送受信RF部基板

 

●設定記憶用のバックアップ電池は不要
 周波数や設定状態の記憶のために、最新のデバイスであるF-RAM(強誘電体メモリ)を搭載しました。F-RAMは、RAMでありながら不揮発性であり、EEPROM・フラッシュメモリのように書換え回数の寿命がなく、通常のRAMのようなデータ保持用の電源は不要です。

 

●非接触磁気式ロータリーエンコーダ搭載
 Blackbirdのメインダイヤルと、FUNCダイヤルは、クリック感のあるロータリーエンコーダを内蔵しています。ところで、既存の無線機もお使いのお客様は、次のような心あたりはありませんか?

 

・カチカチとクリック感のあるダイヤルを頻繁に回していたら、ダイヤルの反応がおかしくなった
 →機械式エンコーダが寿命を迎えたのかもしれません。

・内蔵バッテリだけだと、受信だけでもすぐに残量が無くなる
 →光学式ロータリーエンコーダを内蔵していれば、それ1個だけで最大50mA~70mA程度消費することもあたりまえで、それが受信時消費電流の大きい原因の1つかもしれません。

 どちらの例も、部品のコストを考えればしかたありませんが、その犠牲になるのはユーザー様のエクスペリエンスです。Blackbirdの2個のロータリーエンコーダは、いずれも非接触で長寿命高信頼なおかつ消費電流の少ない磁気式を採用しています。

 

 

●Made in Liechtenstein / 高品質マイクコネクタ
 プロ用音響機器で定番のXLRタイプ、いわゆるキャノンタイプを採用。非常にスムーズかつ信頼性の高い着脱が可能。従来の一般的な8ピンマイクコネクタの場合、昨今では安価な中国製以外の選択肢がなく、勘合に不安がありました。Blackbirdの本体マイクジャックとハンドマイク側プラグは、いずれもリヒテンシュタインのNeutrik社にて厳重な品質管理のもと製造されています。

 

製品外観

 

◆開発チームより
 カタログの詳細な記述には、製品の内容にご納得いただいたうえでお買い求めいただき、末永くご愛用いただきたいとの思いをこめています。カタログをご覧いただいているお客様は、安い製品は安いなりの理由があり何かを犠牲にしていること、本当に良いモノの実現には適切な費用が必要であることを、すでにご承知のことと思います。
 当社は、性能を犠牲にしてコストダウンで安売り競争は行わないことと決めています。私達は、製品の内容に対して、自信をもって適正価格をコミットメントしています。もし、より安価な製品をお探しであれば、他メーカー様の製品をお求めください。
 Blackbirdは、当社が無線機専業メーカーとして、トップDXerに自信をもっておすすめするスペシャルマシンです。当社は製品を通じて、ライセンスフリー無線コミュニティの発展と皆様のご活躍に貢献できることを目指してまいります。

 

●製品仕様
・電波法上の区分:免許不要の無線局市民ラジオ
・対応規格:無線設備規則別表第3号 新スプリアス基準合致
・周波数範囲:送信:26.968~27.144MHzの間の合計8ch受信:26.000~28.999MHz連続カバー
・空中線:10段ステンレスロッドアンテナ 全長1880mm
・送受信切替方式:マイク附属PTTによる単信方式
・空中線電力:50mW~500mW連続可変/10mWステップ
・受信方式:スーパーヘテロダイン デュアルコンバージョン 第1IF 10.7MHz(8-poleX’tal・フィルタ標準搭載)、第2IF 30kHz
・受信感度:-116dBm(-3dBu)、S/N10dB
・受信帯域幅:IF6.0kHz(AF3.0kHz相当)~IF2.0kHz(AF1.0kHz相当)連続可変
・表示方式:高信頼性LEDドットマトリクス8文字及びアナログメーター
・発振方式:水晶発振を基準とした超高C/N 超高分解能フラクショナルN型PLL方式
・変調方式:振幅変調A3E PWM変調器による終段ドレイン高電力変調
・終段管:L-DMOSFET PD85004×2 Class-E動作
・電源:DC9.6V~12.0V(市販単3Ni-MH電池を8本搭載可能)、電源ジャック外形φ5.5mm/内径φ2.1mmセンター+
・外形サイズ:165W×78H×246Dmm(アンテナ、ダイヤル、その他突起物除く)
・重量:1,900g(ハンドマイク含む/電池除く)
・標準付属品:ダイナミック型ハンドマイク1個、取扱説明書1冊
・本体価格:180,000円(税抜) 別途、消費税、送料と銀行振込手数料が必要です。

 

 

 

 

●新技適対応のCB機「Blackbird」カタログ(8ページ仕様)

 

 

 

 

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関連リンク:
・ポラリスプレシジョン 公式サイト
・Twitter Polaris_Precision(@polarisprcsn)
・Instagram polarisprcsn

 

 

 

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