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【読者投稿】<仙台高専と東北大学アマ無線部の協力を得てJARL宮城県支部が出展>7月15日(日)、「学都『仙台・宮城』サイエンス・デイ2018」リポート

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)宮城県支部は2018年7月15日(日)、仙台高専広瀬アマチュア無線クラブ(JA7YCQ)と東北大学学友会アマチュア無線部(JA7YAA)の協力を得て、宮城県仙台市青葉区の東北大学を会場として開催された、今回で12回目となる体験型・対話型の科学イベント「学都『仙台・宮城』サイエンス・デイ」に出展した。その様子が関係者から届いたのでお届けしよう。

 

 


東北大学を会場に開催された「学都『仙台・宮城』サイエンス・デイ」

 

※小さい画像はクリックすると拡大します。

 

 

 東北大学を会場に開催された「学都『仙台・宮城』サイエンス・デイ」。ブラックボックス化した現代社会で実感する機会の少ない科学や技術の“プロセス”を子供から大人まで五感で感じられる場づくりを目指し、既存の枠を超えた多様な主体と連携のもと、学都仙台・宮城の地で、2007年から毎年開催しているという、体験型・対話型の科学イベントだ。以下、関係者からのリポートで紹介する。

 

 

 

 JARL宮城県支部では、仙台高専広瀬アマチュア無線クラブ(JA7YCQ)と東北大学学友会アマチュア無線部(JA1YAA)の協力を得て、昨年に引き続きブースを出展しました。ブースでは事前予約によるモールス練習機電子工作(午前と午後で計30名)の講座型出展と、予約不要の体験型ブースを運用しました。

 

 当日は、JA7YCQ顧問を含む部員18名、JA7YAA部員5名と支部役員8名が説明員を務めました。JA7YCQは独自に「東北無線電信講習所創立75周年記念局(8J75RS)」の運用ブースがあり、掛け持ちで支援してもらいました。主催者発表によると、来場者は1万人を超え、我々のブースも大賑わいでした。

 

 

 

 講座型によるモールス練習機の電子工作(タイトル「指で奏でる魔法の言葉、あなたの想いを電波に載せて~」JA7YCQ部員発案)では、プリント基板の製作からケースの穴あけ等の事前作業と当日の電子工作のサポートはJA7YCQのメンバーを中心に実施してもらいました。JA7YAAのメンバーも、その時間帯にサポートを行いました。

 

 この工作教室には、申し込みの受け付け開始当日で定員30名の8割が埋まってしまい、1週間後には定員に達する盛況ぶり。工作では「モールス通信は何か?」を含めた簡単な説明も行いました。

 

 

事前予約により電子工作で参加者が作ったモールス練習機

 

 

 また、体験ブースでは、JA7YCQ部員による特別局「8J75RS」の運用のほか、以下の体験コーナーを設置してアマチュア無線のPRを行いました。

 

1.先着100名限定でLEDを使ったピカピカバッチの製作とお持ち帰りを体験してもらいました。事前に用意したぬりえに好きな色を塗ってもらい、バッジ台座にLEDと電池をセットし、ぬりえを貼って完成です。みんなピカピカバッジを胸につけて得意そうでした。用意したピカピカバッジはすべて売り切れ?ました。

 

 


LEDを使ったピカピカバッチの製作風景

 

 

2.交信体験コーナーでは、デジタル簡易無線用のトランシーバーを使った交信にチャレンジしてもらい、終了後には記念のQSLカード(交信証)をお渡しする企画を行いました。子供とご両親との交信では…、「今夜のご飯は何がいいですか? どうぞ!」などの交信が笑顔で行われ、記念の交信証を嬉しそうに持ち帰ってもらいました。当日発行した記念カードは約60枚でした。

 

デジタル簡易無線トランシーバーを使った交信体験

 

3.モールス体験コーナーでは、実際の縦ぶりの電鍵でモールス符号を打ってもらい、パソコン画面で文字をデコードする方法で行い、上手く打てた方に「支部長名による技能認定証」をお渡ししました。なかなか思うように文字が表示されず、何度もチャレンジする子供たちが続きました。認定証は40枚ほど発行。これらのコーナーもJA7YCQの若い部員に対応をお願いしました。

 

 

モールス体験コーナーの様子

 

 そのほか、“自分の声”を波形が見れるオシロスコープ画面の展示や、アマチュア無線がわかる資料の配布などを行いました。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<2018年1月22日から1年間>東北無線電信講習所 創立75周年記念局「8J75RS」運用スタート!!

 

 

 

●関連リンク:
・学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ
・JARL宮城県支部
・サイエンス・デイで広瀬キャンパス無線部がアマチュア無線をPRしました(仙台高等専門学校)
・東北大学学友会アマチュア無線部

 

 

 

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