一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)では毎年「ハムフェア」の開催に併せて、「自作品コンテスト」を実施している。「規定部門」のテーマは毎年変わり、今年のテーマ「アマチュア無線家が提案する防災関連機器」だった。今回の応募状況は当初の応募締め切り日を伸ばしたものの、「規定部門」3作品、「自由部門」11作品の応募に留まった。第1次審査(書類審査)、第2次審査(実作品で審査)を経て、各部門の入賞作品がこのほど決定。入賞作品はハムフェア2018会場内で展示され、受賞者は同会場のイベントコーナーで表彰状が授与される。
JARLでは「アマチュア無線に関する機器などを自作して、そのアイディアや技術を競い、アマチュア無線の技術の向上に役立てる」ことを目的に、毎年「ハムフェア」の開催に併せて「自作品コンテスト」を実施している。
参加部門は毎年テーマの変わる「規定部門」、今年は「アマチュア無線家が提案する防災関連機器」。そして「自由部門」の2つ。「自由部門」については一般の応募は「アマチュア無線に関する機器など」とし、小・中学生が応募する場合は「電子工作機器」が対象となる。
今年の自作品コンテストでは「規定部門」に3作品、「自由部門」に11作品の応募があり、第1次審査(書類審査)に合格した作品の中から、実作品で審査する第2次審査を行った結果が発表された。
「規定部門」における「最優秀賞(総務大臣表彰予定)」の該当作品はなく、「優秀賞」に、志賀 崇氏(JR1BAL)の「太陽電池搭載アンテナ一体型省電力トランシーバー」が、一方の「自由部門」では「最優秀賞(総務大臣表彰予定)」に原口 忠氏(7L4WVU)の「カセットサイズ50MHz SSB/AM/CWトランシーバー」が選ばれたほか、同部門で「優秀賞」が2人、「奨励賞」が1人ずつ入賞した。
詳しくは、下記の関連リンク「ハムフェア2018 自作品コンテスト入賞作品」で確認すると、それぞれの作品について「おもな特徴」とともに、写真入りで紹介されている。
●関連リンク:
・ハムフェア2018 自作品コンテスト入賞作品(JARL Web)
・ハムフェア2018 自作品コンテスト実施要項(JARL Web)
●いったん広告です: