2018年8月5日(日)、インドネシア東部の観光地ロンボク島で発生したマグニチュード6.9の強い地震で、現地では多数の死者が出るなど大きな被害となっている模様だ。この自然災害に伴い、インドネシアアマチュア無線連盟(ORARI=the Indonesian Amateur Radio Organisation)は、HF帯の7.110MHz±5kHzを使用した非常通信を実施しているので混信がおこらないように周波数をクリアしてほしいと呼びかけている。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)でも、Webサイトで「7.110MHz付近の周波数をクリアにして欲しいと、近隣諸国のアマチュア無線家に呼びかけていますので、7MHz帯を運用される際は、非常通信が終了するまでしばらくの間、十分に注意してください」と注意喚起を行っている。
インドネシア(YB)・ロンボク島の北側の海底を震源として発生した地震により、現地では死者やけが人が多数でるなどの大きな被害が発生している。
今回の地震で、ORARI(the Indonesian Amateur Radio Organisation)が、7.110MHz±5kHzなどの周波数を非常通信のために空けてほしいと、オーストラリアのアマチュア無線連盟やマレーシアのアマチュア無線連盟など、周辺諸国の関係団体に対し、その情報を拡散してほしいと呼びかけている。
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)では、以下の注意喚起を行っている。
インドネシア・ロンボク島地震で非常通信(7.110MHz付近をクリアに)
インドネシア東部のロンボク島で8月5日に発生したマグニチュード6.9の地震で、インドネシアの連盟ORARIは、HF帯7.110MHzを使用した非常通信を実施している模様です。
ORARIは非常通信に混信が起こらないように、7.110MHz付近の周波数をクリアにして欲しいと、近隣諸国のアマチュア無線家に呼びかけていますので、7MHz帯を運用される際は、非常通信が終了するまでしばらくの間、十分に注意してください。
インドネシアの非常通信に混信を与えないように十分注意してほしい。
●関連リンク:
・インドネシア・ロンボク島地震で非常通信(7.110MHz付近をクリアに)(JARL Web)
・Radio Amateurs in Indonesia Respond for the Second Time to an Earthquake in the Lombok(ORARI)
・Lombok Earthquake – EmComm Frequency(WIA)
・インドネシア・ロンボク島地震、死者91人に(日本経済新聞社)
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