【ハムフェア2018】＜懐かしのBCL、合法CB、ハムの話題とお宝写真が登場!!＞電波新聞社、26日（日）12時からトークショー「集まれホビー仲間」を開催

かつてアマチュア無線雑誌の「HAMライフ」、入門誌の「ラジオの製作」「マイコンBASICマガジン」をはじめ、「BCLマニュアル」「CB＝市民無線マニュアル」「アマチュア無線受験マニュアル」などの別冊本を刊行していた電波新聞社が、久しぶりにハムフェアに参加する。会場内の同社ブース（B-14）で最新刊「最新アマチュア無線開局・運用マニュアル2018」を販売するほか、26日（日）の12時からはイベントコーナーで、懐かしいBCLや合法CB、ハムの話題とお宝写真が多数登場するトークショー「集まれホビー仲間」を開催する。

電波新聞社の雑誌「HAMライフ」「ラジオの製作」と各種別冊本

　1970年代から1990年代にかけて、青少年にBCLやアマチュア無線がブームになったことがあった。その中心となったのが電波新聞社のエレクトロニクス入門誌「ラジオの製作（ラ製）」だった。

　ある出版統計によると、当時の雑誌売り上げランキングで第1位は「週刊少年ジャンプ」（集英社）で、さらに「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」などの著名コミック誌が上位を占める中、第8位にホビー誌として唯一「ラジオの製作」が食い込んだことがあったという。アマチュア無線を30年以上楽しんでいるOM諸氏の中にも、10代の頃に同誌でBCLやハム、合法CB無線の記事を読み、各地で開催された読者イベントに参加した人は多いのではないだろうか。

電波新聞社が各地で開催した読者イベント（同社提供写真）

「ラジオの製作」は、エレクトロニクス製作記事をミズホ通信の高田継男氏（JA1AMH）、BCLの記事を放送評論家の山田耕嗣氏（JH1KFY）、アマチュア無線と合法CB無線の入門記事を皆川隆行氏（JH1IUR、めぐろE55）が執筆するという“三枚看板”の体制で人気を集めたが、残念なことに3氏ともすでに他界されている。

　この「ラジオの製作」を中心に、同社が刊行していたアマチュア無線雑誌「HAMライフ」、「マイコンBASICマガジン」と、「BCLマニュアル」「CB＝市民無線マニュアル」「アマチュア無線受験（運用）マニュアル」などの各種別冊本を振り返るトークショー“集まれホビー仲間”が、8月26日（日）12時から12時50分まで、ハムフェア2018会場内のイベントコーナーで行われる。

　当日は「HAMライフ」「ラジオの製作」「マイコンBASICマガジン」の編集に携わった電波新聞社の大橋太郎氏（JA1NZH）のほか、ITジャーナリストとしてテレビでも活躍中の三上洋氏（せたがやV15）をはじめとする「ラジオの製作」の元ライター陣が登壇し、同誌の思い出とエピソード、青春時代を共に過ごしたBCL、ハム、CBへの回顧、電波新聞社が保存している当時のお宝写真の公開などが行われるという。

　また、ビジネスコーナーのB-14には電波新聞社がブースを出展し、8月23日に発売される最新刊「最新アマチュア無線開局・運用マニュアル2018」や、“ラ製”の流れを汲む季刊誌「電子工作マガジン」などの即売を行うほか、ブースにも懐かしい写真やグッズ類を展示する予定だ。