CQ出版社は2018年8月30日(木)に書籍「アマチュア無線機メインテナンス・ブック3」を発売する。アイコム、トリオ/ケンウッド、八重洲無線、ミズホ通信の製品を始め、コリンズの51S-1やハマーランドのSP-600JX-17のメインテナンス方法も解説している。価格は2,808円(税込)。なお「ハムフェア2018」会場内の同社ブースでも販売される予定だ。
CQ出版社のWebShopの情報から、同書の概要を紹介しよう。
アマチュア無線機メインテナンス・ブック3
◆概要:
シリーズ3作目となる本書は、国内各メーカーが生産した機種別のメインテナンスに加えて、運用に役立つ付加装置、製造中止で手に入らなくなったオプション品のCWフィルタを市販品や代用品を使って組み込む方法、周波数の情報が書き込まれているSRAMのバックアップ電池の延命、プログラムの再書き込み、高安定発振モジュールを使って製作する代替TCXOなど周辺機器のメインテナンスにも取り組んでいます。そして海外機はコリンズとハマーランドのフラッグシップ機のメインテナンス。これは保存版として必見です。
・B5変型判 128ページ
・定価2,808円(税込)
・2018年8月30日発売予定
・筆者:JR1TRX 加藤 恵樹、JG1RVN 加藤 徹、JA2AGP 矢澤 豊次郎、JJ1SUN 野村 光宏 /共著
◆目次:
<カラー・ページ>
・50年の時空をこえて トリオ「TX-88DS」新品未組み立て品を見る
・コリンズ社 ゼネラルカバー受信機 フラグシップ機「51S-1」
・ハマーランド社 スーパープロ フラグシップ機「SP-600JX-17」
<アイコム編>
・50MHz オールモード・トランシーバ「IC-551」
・HF/50MHz RFダイレクトサンプリング機「IC-7300Mを付加装置で使いやすく」
・周波数情報などの消失に対応「アイコム機のSRAMモジュールを延命」
<トリオ/ケンウッド編>
・HFオールモード・トランシーバ「TS-140S」
・ATU内蔵 HFオールモード・トランシーバ「TS-440S」
・50MHz モノバンド/オールモード高級固定機「TS-600の再調整方法」
・HF/50MHz オールモード・トランシーバ「TS-690Sのレストア」
・アナログ・レピータを復活させる「TKR-200Aレピータ機のCWID書き換え」
・リグの周波数安定度を向上させる「TS-450Vに高安定水晶発振器を組み込む」
・汎用性抜群の代用オプション「HF機用のCWフィルタを作る」
<八重洲無線編>
・性能を取り戻すメインテナンス「FT-757GXの再調整ポイント」
・430MHzオールモード・モービル機の草分け「FT-780の調整と保守」
<ミズホ通信編>
・卓上タイプの50MHz SSB/CWトランシーバ「FX-6」
・21MHz HFモノバンドSSB/CWハンディ機の名作「MX-21S」
・7MHz QRP CWトランシーバ「名作QP-7の発展系 TRX-100」
<海外機編>
・コリンズ「51S-1のメインテナンス」
・ハマーランド「SP-600JX-17のメインテナンス」
<コラム>
・分解方法・手順に注意
・古い無線機の再塗装の方法
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●関連リンク:アマチュア無線機メインテナンス・ブック3(CQ出版社 WebShop)
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