2018年9月6日午前3時8分、北海道の胆振地方を震源とする震度6強の地震(※後に「震度7」に訂正)が発生した。報道によると多数の家屋の倒壊や土砂崩れが発生し、厚真町では生き埋めの人がいるという。また電力の供給バランスが崩れたため道内のすべての火力発電所が停止し、北海道内全域の約295万戸が停電している。世耕経済産業大臣は「北海道全域の電力復旧には、少なくとも1週間かかる」との見解を示しているが、仮に停電が長引いた場合、携帯電話の基地局や電話局の非常用電源(バッテリー、発電機)が停止し、通話や通信ができなくなる可能性がある。アマチュア無線で非常通信が行われることもあるので、以下の周波数はクリアにし、ワッチを心掛けよう。
<アマチュア無線 非常通信周波数>
3,535kHz
7,050kHz
14,300kHz
18,160kHz
21,360kHz
28.20MHz
50.10MHz
51.50MHz
144.10MHz
145.50MHz
430.10MHz
433.50MHz
1294.00MHz
<アマチュア無線 呼出周波数・非常通信周波数>
51.00MHz
145.00MHz
433.00MHz
1295.00MHz
<アマチュア無線 デジタル呼出周波数・非常通信周波数>
51.30MHz
145.30MHz
433.30MHz
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<「アマチュア無線の活用体制を整備」と明記>総務省、防災関係業務に携わる者を対象とした「非常通信確保のためのガイド・マニュアル」を公表
●関連リンク:
・アマチュアバンドプラン PDF(JARL)
・アマチュア無線と非常通信(JARL)
・北海道東部大地震 非常通信に備えてください(JO1EUJのブログ)
・需給バランス崩壊、発電所停止の連鎖 初の道内全域停電(朝日新聞デジタル)
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