イランの首都・テヘラン市から放送を行っている「IRIB(イラン・イスラム共和国放送)」の日本語放送「ラジオ日本語」が、2018年9月22日(土)の放送をもって短波放送とインターネット放送ともに、放送を終了し閉局することを同局が発表した。数少ない海外からの日本語短波放送がひとつ消える。
短波帯による日本語放送が少なくなるなか、「IRIB(イラン・イスラム共和国放送)」は1999年7月21日にスタート。放送開始以来、同局の放送を受信して受信報告書を送るBCL愛好者も多い。
また、2016年1月にはニュースサイト「ParsToday」を開設し、日本語を含む26言語でニュースを配信を行っている。
●日本語放送「ラジオ日本語」のスケジュール(2018年3月25日現在)
19:50-20:50(JST) 17630kHz/インターネット生放送
05:50-06:50(JST) 7355kHz/9765kHz
※送信出力は500kW。
9月10日(月)、IRIB(イラン・イスラム共和国放送)は以下の「IRIB国際放送ラジオ日本語閉局のお知らせ 」を発表した。
1999年7月に開局したIRIB国際放送ラジオ日本語は、9月22日土曜の放送をもちまして、短波およびインターネットともにラジオ放送を終了いたします。
ラジオ日本語のリスナーの皆様へ
1999年7月に開局したIRIB国際放送ラジオ日本語は、9月22日土曜の放送をもちまして、短波およびインターネットともにラジオ放送を終了いたします。
これまでリスナーの皆さまからは、たくさんの受信報告書とともに、暖かいご支援、励まし、時に叱咤のお言葉を頂戴しました。この場をお借りしてスタッフ一同、厚く御礼を申し上げます。
なお、閉局に伴い、ベリカードの発行は9月下旬の発送分が最終便となりますことをご了承下さい。
ラジオ放送は終了いたしますが、インターネットサイトはこれまで同様、日々更新し、新しい情報を皆さまにお届けして参ります。
●IRIB国際放送ラジオ日本語閉局のお知らせ
※クリックするとスタートします。
●関連リンク:
・IRIB国際放送ラジオ日本語閉局のお知らせ(Pars Today Japanese)
・イラン・イスラム共和国放送(ウィキペディア)
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