先週のアクセスランキング1位は、大型四輪駆動車の代名詞とも言えるトヨタのランドクルーザー(通称「ランクル」)のランクル80系をべースにした「放送中継車」が2018年8月初旬、ヤフオクに登場したという記事の続報である。当初は“83万円”でスタートしたものの残念ながら買い手がつかず、その後も何度か再出品を繰り返していた同車両だったが、9月18日(月)18時過ぎに再出品された時点から、6万円値引きされて“77万円”からのスタートへ。即決価格も118万円から83万円へとそれぞれ変更され注目が集まった。なお、ランキング第5位には、移動運用に最適!?な「<お約束の“電動伸縮ポール”付き>ワンオーナー!ヤフオクにレジアスエース スーパーGL/4WD『放送中継車』が出品」がランクインしている。
続く2位は、アマチュア無線の資格を持ち、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と子どもたちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」に関するニュースだ。2018年9月17日(月・祝)の20時45分から、大阪府堺市立鳳(おおとり)小学校の4~6年生の児童21名が「8N3OH」のコールサインで交信を行うというスケジュールをお伝えした。プログラムは無事に終了したが、三連休の最終日ということもあり、ハンディ機など簡単な設備でアマチュアバンドの145.80MHz(FM)に周波数も合わせて、宇宙から届く宇宙飛行士の声を聞くことに成功した方も多かったようだ。なお、倉敷市50周年記念事業として倉敷市立帯江(おびえ)小学校を会場とするARISSスクールコンタクトが、9月26日(水)夕方に予定されている。条件さえよければ同様に、宇宙から届く信号が全国で10分間程度受信できるだろう。
↓当日、ハンディ機で受信できた様子。クリックすると動画が再生します。
9月17日(月・祝)に行われた「ARISSスクールコンタクト」。ISS滞在中の宇宙飛行士の声がクリアに聞こえてきた。左のFT1Dはホイップアンテナ、右のFT2Dは屋外アンテナを使用(撮影・提供:JQ1XLC) |
3位は「<判明!新たに54機種中、48機種が基準超え>総務省、電波の強さの測定を行う『平成30年度無線設備試買テストの中間結果報告(9月期)』を公表」。総務省総合通信基盤局は市販されているFMトランスミッター、トランシーバー、ワイヤレスカメラなど、発射する電波が電波法に定める著しく微弱の基準内にあるとして市場で販売されている無線設備を購入し、電波の強さの測定を行う「無線設備試買テスト」を定期的に実施している。今回公表された9月期のデータによると、54機種を1機種につき2台ずつ測定した結果、「著しく微弱」の許容値を超えることが明らかな無線設備が48機種にのぼったということだ。公表されたリストの中には、無線家に馴染みのあるメーカーや型番の無線機器も含まれていたため話題となった。該当記事の下にある「関連リンク」からPDFデータ「(平成30年9月公表分)」を開き、整理番号をクリックするとテストされた無線設備画像が表示されるので試してみてはいかがだろうか。
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